「30分前に家で注文した料理が、しばらくすると出來上がって持ち帰れるようになっていた。おいしい料理を食べることができる上、人ごみも避けることができて、この方法はなかなか良い」。12日午後、北京の老舗レストラン?同春園に料理を取りに來た王さんは感嘆してこのように述べた。店に入ってすぐのホールには、「遠(yuǎn)隔予約引き取り所」が設(shè)置され、保溫ケースが置かれ、消毒記録やスタッフの體溫記録表などが公表されている。持ち帰りサービスのスタッフは上から下まで「完全武裝」で、新型コロナウイルスによる肺炎への対応はばっちりだった。「北京日報」が伝えた。
北京華天飲食集団公司傘下の複數(shù)の老舗企業(yè)が、食事時に人が集まる狀況を少しでも減らそうと、遠(yuǎn)隔予約サービスを打ち出した。消費者は家にいて、攜帯電話でQRコードを読み取って料理を注文し、オンライン決済を済ませ、約束した時間に指定の店舗に料理を取りに行けばよい。家から出られない場合は配送サービスを選ぶこともできる。注文1件ごとに安全性を示す安心カードが添えられ、料理ができるまでの各プロセスでの食品の安全性に関する情報が詳しく記載されている。
現(xiàn)在、同和居、同春園、護國寺小吃など複數(shù)の老舗がこうしたサービスを手がけている。店が提供するすべての料理を注文することが可能で、団體客にもサービスを提供する。
遠(yuǎn)隔予約サービスの他、北京華天飲食集団公司傘下の老舗もオンラインデリバリーサービス、宅配サービス、団體定食、持ち帰り窓口などさまざまなサービスモデルを打ち出した。消費者が機関や會社でより便利に食事を取れるようになるうえ、感染拡大期間に外に出る回數(shù)を減らして感染のリスクを引き下げることが狙いだ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年2月13日