中國産大型旅客機(jī)C919が山東省東営市でこのほど、飛行推力確定テスト飛行を完了した。これはC919のテスト飛行における重要內(nèi)容で、そのテストの完了は同機(jī)の飛行資格取得テスト飛行の全面的なペースアップを意味する。

この飛行推力確定テスト飛行は主に、各種飛行狀態(tài)におけるエンジン性能データの取得を目的としている。テスト飛行の結(jié)果はエンジンの鑑定?検収に根拠を提供するだけでなく、航空機(jī)の経済性指標(biāo)も取得できる。これはC919の民間機(jī)市場(chǎng)における競(jìng)爭(zhēng)力と直接関係する。C919の飛行推力確定テスト飛行は30回以上?130時(shí)間以上の飛行により、各種飛行狀態(tài)における500のテストポイントのデータを取得した。今後におけるC919の飛行資格取得テスト飛行の全面的な展開の基礎(chǔ)を固めた。

中國商用飛機(jī)有限責(zé)任公司プロジェクトセンターの由立巖副センター長は、「飛行推力確定テスト飛行によって得られた試験データにより、エンジンの燃費(fèi)の特性や推力性能を全面的に把握することができる。今後航空機(jī)全體の性能を確認(rèn)?最適化する上で重要な意義を持つ?，F(xiàn)在6機(jī)のテスト機(jī)が西安市?東営市?南昌市の3地域で同時(shí)にテスト飛行を展開している。C919の飛行資格取得テスト飛行が全面的にペースアップする」と述べた。

さらにC919の疲労試験機(jī)「02號(hào)機(jī)」も総組立?製造を完了している。プロジェクトチームは改裝設(shè)計(jì)、試験追加設(shè)備の生産、テストスタンドの設(shè)置などの作業(yè)を行っており、疲労試験の開始に向け準(zhǔn)備を整えている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年3月25日