10トン近い貨物を積んだ奧凱航空の「BK3209」便が、10日午後に湖北省武漢市の武漢天河國際空港を飛び立ち、日本?大阪の関西國際空港へ向かった。これにより武漢-大阪間の定期貨物輸送路線が正式に幕を開けたことになる。武漢から日本へのコンテナ直航航路も9日に開通し、定期航路として運営が始まった。中國新聞社が伝えた。
天河空港から関空への定期航空路は奧凱航空が運航し、現(xiàn)在の使用機材はボーイング737-900、計畫では毎週7便を運航する。同日積載された貨物には今必要とされるマスクなどの防疫物資のほか、越境ECの貨物、日用品及び高精度設(shè)備の部品も含まれていた。
天河-関空路線は、これまでに行われた國際貨物輸送チャーター便の臨時テスト運航を踏まえ、湖北空港集団航空物流有限公司が武漢大道衆(zhòng)採科技有限公司と共同で計畫し、開通させた國際貨物輸送の定期チャーター便路線で、天河空港が4月8日に運航を再開してから初めて開通した國際定期貨物輸送路線でもある。今月下旬には武漢と東京を結(jié)ぶ定期貨物輸送路線も開通する予定だ。
9日午後5時30分、武漢市陽邏港の一期ふ頭で、防疫物資と工業(yè)製品を積んだコンテナ船「華航漢亜2號」が日本へ向けて出航した。これにより、武漢と日本を結(jié)ぶ長江経由の直航コンテナ航路が定期航路として運航を開始し、長江中流?下流域で初めての國際水上貨物輸送の直航航路になり、武漢と華中エリアにまた1つ新たな対外貿(mào)易ルートが開通した。
武漢-日本の直航コンテナ航路は週1便運航で、1往復(fù)するのに14日間かかり、「華航漢亜1號」と「華航漢亜2號」の2隻が運航する。ポイントとポイントを結(jié)ぶ直航方式を採用し、陽邏港を出発すると長江経由で海に出て日本の港に向かい、神戸、大阪、名古屋の3ヶ所の港に停泊する。
ここ數(shù)年、武漢市と日本の経済貿(mào)易交流が日に日に緊密化している。武漢にはホンダやメイコーなどの日系企業(yè)が進出し、黃陂エリアでは中日産業(yè)パーク建設(shè)も予定される?,F(xiàn)在、武漢から日本への物流の輸送規(guī)模は年間2萬TEU(20フィートコンテナ換算)に上り、急速に増加中だ。武漢から日本への水路と空路の直航貨物輸送ルートも相次いで開通し、今後の中日貿(mào)易の急速発展にプラスになり、日本と中國內(nèi)陸部の直接の往來を促進することが期待される。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年5月11日