浙江省杭州市丁蘭第三小學校の石紅艶校長がこのほど、一組の寫真をネット上に投稿した。寫真には、「1メートル幅の翼」を背に登校している児童たちの姿が映っており、まるで100人の「小さな天使」が地上に舞い降りたかのようだ。その「翼」のデザインは各人各様で、子供と保護者たちが手作りした。家にあるオモチャを改造して作ったり、段ボール箱を利用して作ったりと、いずれも非常に工夫が凝らされている。
さまざまな創(chuàng)意工夫の成果が見られるだけではなく、この「1メートル幅の翼」は、丁蘭第三小學校1年生に対する、教育実踐的意味のある課題となっている。教務主任を務める金暁華先生は、この課題を出した目的として、「子供たちが1メートル幅の翼を背負うことで、ソーシャルディスタンスを十分に意識させる」と「この翼を背負うことによって、例えば、左手の指先から右手の指先までの距離がほぼ1メートル、といった空間的概念を子供たちが身に著けさせる」という2點を挙げている。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年5月13日