中國航天科工集団によると、遼寧省1臺目の國産コンピューター「天玥」が3日午後、瀋陽市でラインオフした。同省の年産10萬臺（セット）の生産ラインの建設(shè)が順調(diào)に完了した。人民網(wǎng)が伝えた。

今回のラインオフのセレモニーは瀋陽市と北京市で同時(shí)に行われた。遼寧省政府弁公庁、工業(yè)?情報(bào)化庁、政府情報(bào)センターなどの関連當(dāng)局の指導(dǎo)者が出席した。

中國航天科工集団第二研究院第706研究所の関係責(zé)任者によると、同研究所は次世代情報(bào)技術(shù)及び製品を足がかりとし、遼寧省に根ざし、遼寧省で発展し、遼寧省に溶け込む。省內(nèi)外の情報(bào)革新産業(yè)の優(yōu)良資源を協(xié)同し、次世代情報(bào)技術(shù)の要求を満たす製品體系の構(gòu)築を統(tǒng)一的に計(jì)畫する。

同生産ラインの年間売上高は5億元（1元は約15.3円）で、関連産業(yè)及びアフターサービス市場は30億元近く見込まれている。遼寧省の情報(bào)革新産業(yè)の規(guī)?；?強(qiáng)化の関連計(jì)畫の一つである同生産ラインの建設(shè)は、東北地域老朽化工業(yè)基地の振興、中國沿岸部の経済構(gòu)造の改善、地域協(xié)調(diào)発展の促進(jìn)に対して推進(jìn)的役割を持つ。

中國初のチップ及びOSが完全に獨(dú)自開発された完全國産コンピューターである天玥は現(xiàn)在、複數(shù)の部?委員會及び省?市黨政関係當(dāng)局で広く使用されている。また黒竜江省、海南省、西蔵（チベット）自治區(qū)、その他の給電が不安定な地域で1萬臺近くが設(shè)置?応用されており、寒冷地、高濕度、高標(biāo)高などの過酷な環(huán)境の試練を乗り越えている。航天科工集団はこれまで雲(yún)南省及び四川省で天玥の生産ラインを設(shè)置し、稼働に成功していた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月6日