溫水ブランケットの仕組みは、従來(lái)の電気毛布とほぼ同じだが、その媒體が異なる。電気毛布は、電熱線を介した電気の伝導(dǎo)によって直接発熱するが、溫水ブランケットの場(chǎng)合は、水を通す管が毛布やマットレスに張り巡らされており、電気によって加熱された溫水が媒體となって、暖かくなる仕組みになっている。

アリババグループのネットスーパー「天貓超市」の関係者は、「溫水ブランケットは今年の新製品だが、天貓超市でたちまち爆発的なヒット商品となった。浙江省杭州エリアでは、この1週間の販売量が、前週比135％増加した」と話す。

ブランドものの溫水ブランケットの販売価格は158元から208元（1元は約15.9円）と幅があるが、月間販売枚數(shù)はすでに1千枚を突破しているという。

〇電気タオルウォーマー

京東商城が発表した最新の消費(fèi)ビッグデータによると、北方エリアの人々は引き続きスチーム暖房を利用しているが、南方エリアの人々は、新たに登場(chǎng)した暖房グッズ「電気タオルウォーマー」で寒気から身を守るという手段を選んでいる。

寒風(fēng)が吹き、乾燥しているが、スチームで寒さをしのげる北方エリアと異なり、南方エリアのじめじめした寒さは人々を悩ませる。たとえ暖かいお湯で入浴を済ませても、氷のように冷たく濕っぽいタオルで身體を拭くと、たちまちまた寒さでがくがく震えることになってしまう。だが、新たに登場(chǎng)した「電気タオルウォーマー」さえあれば、このような苦痛からは解放される。京東商城の11月消費(fèi)ビッグデータによると、電気タオルウォーマーの主力購(gòu)入層は、26歳から35歳までの既婚男性だった。

濕気が高く溫度が低く、下著すら乾きにくい南方エリアにおいて、タオルやちょっとした衣類を素早く乾かせる電気タオルウォーマーは、一家に1つは必ず必要なグッズと言ってもいいだろう。

家の中の物干しが1つ増えるだけでなく、持ち運(yùn)びも可能な電気タオルウォーマーは、家庭內(nèi)のさまざまな乾燥?暖房ニーズを満たすことができる。防水性を兼ね備え、極めて低い電力消費(fèi)で済むだけでなく、音聲操作やアプリによるダブルスマート操作などの機(jī)能が備わっている。

〇足元溫風(fēng)器

細(xì)長(zhǎng)い形狀をした足元溫風(fēng)器は場(chǎng)所をとらず、リビングの片隅に置くことが可能で、その高さも幅木とほぼ変わらない。そしてその販売量は増加の一途をたどっている。足元溫風(fēng)器は、熱対流と赤外線加熱によって暖かくなる仕組みで、熱風(fēng)の送風(fēng)口は上に向いており、暖かい空気が床から上に流れるため、風(fēng)に當(dāng)たるような感覚はなく、エアコンに比べ乾燥もそれほどひどくない。

足元溫風(fēng)器の販売価格は600～700元から1500元の間で、石墨アルケン繊維を使って発熱する製品の方が、アルミニウムボードによって発熱する製品より高くなっている。また、電子液晶畫面による操作や、リモコン操作、アプリを利用した遠(yuǎn)隔操作といったオプション機(jī)能がついている製品もあり、それらは相対的にやや高めな価格設(shè)定となっている。