世界知的所有権機(jī)関（WIPO）はスイス現(xiàn)地時(shí)間7日、年間報(bào)告書(shū)「世界知的財(cái)産権指標(biāo)2020」を発表した。同報(bào)告書(shū)によると、商標(biāo)とインダストリアルデザインの國(guó)際出願(yuàn)は昨年持続的に増加したが、特許出願(yuàn)が減少するという稀な事態(tài)が生じた。WIPOのデータによると、中國(guó)経済の長(zhǎng)期成長(zhǎng)は引き続き世界の知的財(cái)産権事業(yè)の目覚ましい発展を促した。中國(guó)は昨年、引き続き世界知的財(cái)産権分野でけん引の役割を果たし、多大な貢獻(xiàn)を成し遂げた。世界知的財(cái)産権指標(biāo)の大多數(shù)の分野で世界一をキープした。経済日?qǐng)?bào)が伝えた。

中國(guó)の昨年の特許出願(yuàn)件數(shù)は140萬(wàn)件で世界一で、世界2位の米國(guó)（62萬(wàn)1500件）の2倍以上にのぼった。3?5位は日本（30萬(wàn)8000件）、韓國(guó)（21萬(wàn)9000件）、歐州（18萬(wàn)1500件）。このトップ5は世界全體の84.7％を占めた。知的財(cái)産権強(qiáng)國(guó)としての中國(guó)の特許出願(yuàn)件數(shù)は24年ぶりに減少した。中國(guó)の出願(yuàn)構(gòu)造の最適化や出願(yuàn)の質(zhì)向上の全體的な監(jiān)督管理のモデル転換によることが主な原因となり、出願(yuàn)件數(shù)がやや減少した。

昨年の世界の特許出願(yuàn)件數(shù)の6?10位は、ドイツ（6萬(wàn)7400件）、インド（5萬(wàn)3600件）、カナダ（3萬(wàn)6500件）、ロシア（3萬(wàn)5500件）、オーストラリア（2萬(wàn)9800件）。うちカナダとインドがやや増加し、オーストラリア、ドイツ、ロシアが減少した。

昨年のアジアの特許出願(yuàn)件數(shù)は世界全體の3分の2近く（65％）を占め、2009年の50.9％から大幅に上昇した。これは主に中國(guó)経済の長(zhǎng)期成長(zhǎng)によるものだ。北米のこの割合は5分の1をやや上回り（20.4％）、歐州は10分の1（11.3％）をやや上回った。アフリカ、中南米、カリブ海地域及び大洋州は合計(jì)で3.3％。

國(guó)民の海外への特許出願(yuàn)を見(jiàn)ると、米國(guó)人は昨年海外に23萬(wàn)6000件の特許出願(yuàn)を行い、世界一をキープした。2位は日本（20萬(wàn)6800件）、3位はドイツ（10萬(wàn)4700件）、4位は中國(guó)（8萬(wàn)4300件）、5位は韓國(guó)（7萬(wàn)6800件）。

昨年の世界の有効特許件數(shù)は7％増の約1500萬(wàn)件にのぼった。最多は米國(guó)（310萬(wàn)件）で、これに中國(guó)（270萬(wàn)件）と日本（210萬(wàn)件）が続いた。米國(guó)の有効特許の過(guò)半數(shù)が海外のもので、日本國(guó)內(nèi)の有効特許は約80％。

商標(biāo)について見(jiàn)てみると、昨年の世界の商標(biāo)出願(yuàn)件數(shù)は約1150萬(wàn)件だった。うち中國(guó)は約780萬(wàn)件で最多。2?5位は米國(guó)（67萬(wàn)2700件）、日本（54萬(wàn)6200件）、イラン（45萬(wàn)4900件）、EU（40萬(wàn)7700件）。

WIPOのダレン?タン事務(wù)局長(zhǎng)は「昨年の世界知的財(cái)産権指標(biāo)データによると、知的財(cái)産権ツールの需要が長(zhǎng)期成長(zhǎng)の流れを示すとともに、世界経済のさらなるグローバル化とデジタル化の発展を促している。昨年末に、知的財(cái)産権ツールの活用がイノベーションとアイデアの高い水準(zhǔn)を示した。新型コロナウイルス感染癥は新技術(shù)の採(cǎi)用、日常生活のデジタル化を促した。知的財(cái)産権が技術(shù)、イノベーション、デジタル化と緊密な関係を持つため、多くの國(guó)でポストコロナ時(shí)代の知的財(cái)産権は一層重要になるだろう」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年12月8日