カラフルなスマイルの太陽の花が有名で、アート界の第一線で30年ちかく活躍し続け、「スーパーフラット」という概念を打ち出したほか、ベルサイユ宮殿で作品展を開き、ルイヴィトンなどのブランドとコラボレーションする日本人現(xiàn)代美術(shù)家と言えば、村上隆のことだ。中國新聞網(wǎng)が報じた。
そんな村上隆が今月8日、ショート動畫共有アプリ「抖音(Tik Tok)」のアカウントを開設(shè)し、抖音が書道、舞踴、音楽、中國伝統(tǒng)演劇、美術(shù)、音楽などの分野の権威ある機関と共同で2019年8月から実施している「DOU蕓計畫」に參戦。同プラットフォームを通して、多くの人にアートを伝え、共有している。その他、今月12日午後2時から、抖音でライブショーを行い、ネットユーザーとリアルタイムで交流する予定だ。
「DOU蕓計畫」は、アート創(chuàng)作、交流の場を作り出し、一人でも多くの人にアートに接してもらうことを目的としている。今年6月の時點で、抖音に集まるアート系コンテンツのショート動畫は2億8000萬本に上り、再生回數(shù)は累計で1兆5千億回に達している。
村上隆のように、議論を巻き起こしながらも、誇りを抱いてトレンドの先頭に立ち続ける現(xiàn)代美術(shù)家は他にいないだろう。彼はよく破天荒な姿で公の場に現(xiàn)れ、「コスプレをしている」と笑顔で話し、交友関係も幅広い。そして、1日の睡眠時間は4時間というワーカホリック。アトリエ內(nèi)の段ボールの上で寢て、いつインスピレーションが湧いてもいいように、「達磨のようにずっとアトリエにいる」という。彼のアート、ビジネス、個性、天性をめぐっては議論が絶えない。彼は猛スピードで変化していくため、その全貌を把握することは誰にとっても至難の業(yè)だ。
ポップアートの要素が満ちる村上隆の世界において、スマイルの太陽の花や明るくユーモラスな映像が主なテーマ、コンテンツとなっている?!竷W自身は、太陽の花のような『ハッピー』なアーティストではない」と話す村上隆は、「それは多くの人の誤解。アートに興味のあるネットユーザーと共に、作品の背後にある意義と精神を語り合いたい」と語る。
抖音の関連の責(zé)任者によると、村上隆は12日のライブ配信において、「村上隆のアート」セットとして、ムック本「知日」の「你完全誤解了村上隆(You've completely misunderstood Takashi Murakami)」、「村上隆的蕓術(shù)対談集」、「村上隆的蕓術(shù)戦闘論」の3冊を攜えて、抖音のユーザーに自身のアートコンセプトや創(chuàng)作の背後にあるエピソードなどを語る予定という。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月11日