雲(yún)南省臨滄市滄源ワ(ワはにんべんに瓦)族自治県▲角郷(▲は孟に力)翁丁村の古い集落で今月14日、大規(guī)模な火災(zāi)が発生した。翁丁村の古い集落は、中國で保存狀態(tài)が最も良いワ族の村落で、雑誌「ナショナルジオグラフィック」は「中國最後の原始部落」と稱している。
14日午後5時40分、翁丁村で火災(zāi)が発生し、強(qiáng)風(fēng)が吹いていたため、他の建物へ火が移り、一気に燃え広がった。火が消し止められたのは同日午後11時15分で、104棟の家屋が焼失した。死者やけが人はいなかった。
現(xiàn)在、現(xiàn)地政府や消防救援當(dāng)局が火災(zāi)の原因を調(diào)べているほか、被害狀況の確認(rèn)を進(jìn)めている。また雲(yún)南省は現(xiàn)在、省全域にある古い村落や文化財保護(hù)施設(shè)を?qū)澫螭?、消?安全の面の潛在リスクの洗い出しと改善作業(yè)を展開している。翁丁村の火災(zāi)が殘した教訓(xùn)は極めて深刻であり、中國國家文物(文化財)局もこの件について追跡して監(jiān)督を行うとしている。
火災(zāi)が発生する前の翁丁村の様子。
翁丁村は、滄源県城▲董鎮(zhèn)から25キロの場所にあり、主に、寨門、寨樁、神林、トーテムポール、祭祀房などがあり、建築材料は地元の木、竹、かやぶきなどだった。翁丁村は2005年から、県級の関連當(dāng)局のサポートの下、観光業(yè)の発展に著手していた。そして、2020年には、「國家4A級景勝地」(上から2番目のランク)に指定されていた。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年2月19日