山東省煙臺(tái)市に建設(shè)中の山東五彩竜投資有限公司の棲霞笏山金鉱で爆発が起き、坑內(nèi)にいた作業(yè)員22人が閉じ込められた事故から14日間が経過(guò)した今月24日午後、11人が無(wú)事救助された。11人は救急車で棲霞市人民病院に搬送され、治療を受けている。行方が分かっていない10人の捜索も引き続き全力で行われている。
1月10日午後2時(shí)、建設(shè)中の金鉱で爆発が起き、作業(yè)員22人が地下の橫坑に閉じ込められた。通報(bào)後、時(shí)を移さずに大規(guī)模な救出活動(dòng)が始まった。たくさんの掘削機(jī)が同時(shí)に作業(yè)を行い、12本の立て坑を掘って捜索が展開(kāi)された。
24日午前11時(shí)13分、極端に衰弱した狀態(tài)だった作業(yè)員がまず発見(jiàn)され、無(wú)事地上まで引き上げられた後、治療を受けるため、すぐに病院に搬送された。その後、緊急救助指揮部が立て坑を通して敷設(shè)した電話回線などで連絡(luò)を取っていた作業(yè)員10人が、4回に分けて引き上げられた。體調(diào)の良好な作業(yè)員は自分で立ち、救助隊(duì)に支えられながら歩くこともできる狀態(tài)だった。
救出された作業(yè)員の1人は、「一番したいことは家に帰ること。家族に『僕は生きている』と伝えたい」と語(yǔ)った。また、ある作業(yè)員は地上に引き上げられた際、両手を合わせて感謝の気持ちを表した。その両手には、まだ電気がついた狀態(tài)の懐中電燈をしっかりと握りしめていた。作業(yè)員らが引き上げられると、現(xiàn)場(chǎng)では拍手や歓聲が起こり、感動(dòng)的な救出劇となった。
棲霞市人民病院では、救援指揮部が作業(yè)員ごとに組織された醫(yī)療チームにより特別治療が行われている。カウンセリングなども行われ、作業(yè)員が1日も早く身心の健康を取り戻し、帰宅して春節(jié)(舊正月、今年は2月12日)を過(guò)ごせるよう取り組まれている。當(dāng)稿執(zhí)筆時(shí)點(diǎn)で、救助活動(dòng)が引き続き急ピッチで進(jìn)められており、まだ行方が分かっていない作業(yè)員の捜索が行われている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年1月25日