中國の2020年の実行ベース外資導(dǎo)入額は1兆元(1元は約16.0円)に迫り、前年比6.2%増加し、世界に占める割合も上昇を続けた。商務(wù)部(?。─?0日発表した20年の中國外資導(dǎo)入の成果によると、昨年は外資導(dǎo)入の規(guī)模、増加率、世界シェアがいずれも増加?上昇して「3つの向上」を達(dá)成したという。
同部のデータをみると、20年の全國の非金融分野の実行ベース外資導(dǎo)入額は9999億8千萬元、全國で新たに設(shè)立された外資系企業(yè)は3萬8570社で1日あたり平均100社以上が誕生した。新型コロナウイルス感染癥の打撃により多國籍企業(yè)の投資が大幅に減少する中、中國の実行ベース外資導(dǎo)入額は過去最高を更新した。
さらに、中國の外資導(dǎo)入には構(gòu)造の一層の最適化、主要な供給源の安定維持といった特徴もみられる。このうちサービス業(yè)の実行ベース外資導(dǎo)入額は同13.9%増の7767億7千萬元で、77.7%を占めた。オランダの対中投資は47.6%増加し、英國は30.7%増加した。
このほか中國は流れに逆らって開放を拡大し、一連の外資安定政策を打ち出し、ビジネス環(huán)境を絶えず最適化した。たとえば外商投資參入ネガティブリストでは、7年間に6回の「スリム化」を?qū)g施し、20年の全國版リストの項目は前年に比べて17.5%少なくなった。海南自由貿(mào)易港建設(shè)がスタートして、自由貿(mào)易試験區(qū)がさらに範(fàn)囲を拡大した。重點外資プロジェクト作業(yè)専門チームを立ち上げ、外資系企業(yè)の抱える防疫物資不足、通関の円滑化、川上から川下までが協(xié)同した業(yè)務(wù)回復(fù)といった困難な問題を累計3千件以上解決した。
同部が最近行った調(diào)査では、外資系企業(yè)の6割近くが20年の売上高と利益でプラスまたは昨年並みを達(dá)成し、約95%が今後について楽観的または慎重ながら楽観的な見通しを示したという。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年1月21日