中國青年報社社會調(diào)査センターが微博（ウェイボー）で「高學(xué)歴であれば、人生は『イージーモード』に入ると思うか？」と質(zhì)問したところ、ネットユーザー2605人が回答し、うち20.2％が「とても理に適っている。學(xué)歴は人生に直接影響を與える」、58.0％が「ある程度理に適っていると思う。學(xué)歴はある程度は成功への足掛かりと言える」と答えた。中國青年報が報じた。

北京のある外資系企業(yè)で働く楊庭さん（仮名）は、「大學(xué)院を卒業(yè)して仕事を探している時、學(xué)部卒業(yè)者よりも有利だった。學(xué)歴イコール個人の能力というわけではないが、今は競爭が熾烈で、雇用先は人材を選ぶ時必ずハードルを設(shè)ける。學(xué)歴はその一つ」と話す。

王語萍さん（仮名）は、「高學(xué)歴の人のほうが、良い基盤やチャンスにめぐり合う機會が多い。學(xué)歴だけでなく、通う大學(xué)の教育水準も學(xué)生に大きな影響を與える。私は普通の大學(xué)の學(xué)部を卒業(yè)した後、全國で重點的に教育建設(shè)を進める『211プロジェクト』指定大學(xué)の大學(xué)院に合格した。その大學(xué)の學(xué)風(fēng)はとても良く、教員も同級生も知識の共有や交流に積極的だった。収穫がたくさんあり、人生にも好影響を與えてくれた」と話す。

最近お見合いをしたという王さんは、「自己紹介をする時に、家庭の狀況や勤務(wù)先のほかにも、學(xué)歴やどの大學(xué)を卒業(yè)したかなどの情報も必ず言っている。結(jié)婚相手を選ぶ時も、相手の學(xué)歴を見る。學(xué)歴の差が、私とあまりに大きい人は無理」と話す。

一方、楊さんは、「お見合いの時に學(xué)歴を見るというのは理解できない」とし、「今は、大都市では気の合う人にめぐり合うのも難しくなっている。もし、一部の優(yōu)秀大學(xué)出身者以外を結(jié)婚相手の範囲から外すとすると、その範囲はさらに狹くなってしまう」と話す。

調(diào)査では、回答者の13.2％が「高學(xué)歴であれば、人生は『イージーモード』に入るというのは間違っており、個人の能力のほうが重要」、5.3％が「全く理に適っていない。學(xué)歴では何も決まらない」との見方を示した。

王さんは、「學(xué)歴で全ての事が分かるわけではないものの、同じレベルの學(xué)歴の人のほうが共通の話題が多いだろうし、できるだけ早くぴったりの結(jié)婚相手を見つける方法でもあると思う。もちろん、學(xué)歴は一部分に過ぎず、一緒にいて気が合うかが最も重要。性格が悪く、努力することや相手を尊重することを知らない人は、どんなに學(xué)歴が高くても一緒にはなれない」と話す。

一方楊さんは、「人生はいろんな壁にぶつかるもの。高學(xué)歴の人は、相対的に良いスタートを切ることができるかもしれないが、數(shù)年働くと、學(xué)歴や學(xué)校などの情報はそれほど重要でなくなり、個人の経験や能力が重視されるようになる。今はいろんな所にチャンスが転がっている時代で、そのチャンスを摑んだ人が、よりいい生活を送ることができる」との見方を示した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年1月21日