砂漠の奧深く、建物の外壁、農(nóng)家の養(yǎng)魚池に設(shè)置されたソーラーパネルが、クリーンエネルギーを各世帯に送電している。その一部はさらに人々の「太陽光貯金」になっている。中國の2020年の太陽光発電の新規(guī)設(shè)備容量は48.2GWで、前年比(以下同)で約60%増となった。累積設(shè)備容量は253GW。製造の各段階においては、多結(jié)晶シリコン、シリコン、電池、モジュールの生産量はそれぞれ14.6%増、19.7%増、22.2%増、26.2%増となっている。人民日報が伝えた。
中國太陽光業(yè)界協(xié)會副理事長兼事務(wù)局長の王勃華氏は「新型コロナウイルスが世界で猛威を振るい、世界経済が深刻な後退に陥り、外部環(huán)境がさらに複雑で厳しくなるなか、この成果は非常に得難いものだ。逆境に逆らい成長したと言うことができ、業(yè)界の予想を上回った。20年まで、中國の太陽光発電の累積設(shè)備容量は6年連続、新規(guī)設(shè)備容量は8年連続、多結(jié)晶シリコン生産量は10年連続、太陽光発電モジュール生産量は14年連続で世界一となっている。20年の世界の太陽光発電の新規(guī)設(shè)備容量は13%増の約130GWだった。新型コロナ感染癥の影響を受けながら、世界の太陽光発電市場は成長の流れを維持した。これは主に中國太陽光発電市場の回復(fù)によるものだ」と述べた。
輸出の面では、20年の中國の太陽光発電製品の輸出額は197億5000萬ドルで、感染癥や値下げの影響により5%減となった。輸出額が減少したにもかかわらず、モジュール輸出量は引き続き18%増で、シリコンウェハと電池の輸出量もほぼ前年と橫ばいだった。第13次五カ年計畫期間中(2016?20年)、中國の多結(jié)晶シリコンの輸入が占める割合が持続的に低下した。20年の輸入量は30%減で、自給率が80%近くにのぼった。
太陽光業(yè)界の発展には20年、産業(yè)集積度の上昇の加速という比較的顕著な特徴があった。中國太陽光業(yè)界協(xié)會が提供したデータによると、多結(jié)晶シリコン、シリコンウェハ、電池、モジュールの4つの段階で、生産量トップ5社の國內(nèi)生産量に占める割合はそれぞれ、87.5%増、88.1%増、53.2%増、55.1%増となっており、いずれも10ポイント以上の上昇となった。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年3月8日