海洋牧場で養(yǎng)殖するナマコや魚類など數(shù)多くの海洋生物はよく育っているだろうか。リアルタイムでスマートな観測をどのように実現(xiàn)するのだろうか。その答えが示された。科技日報が伝えた。
中國初の海洋牧場養(yǎng)殖観測無人船の海上試験が今月中旬、山東省威海市徳明海洋牧場で行われるとともに引き渡された。同無人船は哈爾浜(ハルビン)工業(yè)大學(xué)威海イノベーション起業(yè)パークのインキュベーション企業(yè)、威海天帆智能科技有限公司とハルビン工業(yè)大學(xué)(威海)が共同で研究開発したものだ。
同海洋牧場養(yǎng)殖観測無人船は炭素繊維複合材料で作られており、メイン船體、通信システム、電気供給システム、水中ロボット、制御ソフトウェアなどが含まれる。同無人船は攜帯型スマートコントローラーで操作し、クラス2の海況でも正常に作業(yè)でき、マルチルートポイントの自動運航をサポートする。最も特徴的なのは搭載されている水中ロボットで、最深水中50メートルまで潛ることができる。水面?水中4K高畫質(zhì)カメラが搭載されており、水中の畫面をリアルタイムで伝送でき、パソコンか攜帯電話で見ることが可能だ。
ハルビン工業(yè)大學(xué)(威海)制御科學(xué)?工學(xué)部副學(xué)部長で、威海天帆智能科技有限公司共同創(chuàng)業(yè)者兼技術(shù)ディレクターの黃海浜氏は、「水上の船は自動でルートを計畫し、自動で航行できる。水中ロボットは一定の水深やポイントのモニタリングが可能で、頻繁にその操作を行う必要がない。水中ロボットの昇降も自動的だ。小型の自動昇降裝置は中國初搭載で、私たちが完全に獨自に研究開発したもので、世界初の海洋牧場に特化した無人船のはずだ」と説明した。
この無人船は海洋牧場の就業(yè)者の大問題を解決した。
威海徳明海珍品養(yǎng)殖有限公司の謝琇芹會長は、「無人船により水中のナマコの密度や養(yǎng)殖の狀況、巻き貝などの海洋生物の水中の狀況を見ることができる。以前は潛水士から聞くしかなかった」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月19日