北京の東単エリアは、最もレベルの高い「三級甲等病院」である?yún)f(xié)和病院と北京病院、同仁病院からほど近いだけでなく、過去にも急病人がたまたま近くに居合わせた醫(yī)師に救われるというニュースがたびたび報道されたこともあり、ネットユーザーの間では、「宇宙で最も安全なエリア」と呼ばれている。北京日報が報じた。
そしてこのほど、この東単エリアが「宇宙で最も安全なエリア」であることが再び証明される「事件」が生じた。しかし、今回、人の命を救ったのは協(xié)和病院の醫(yī)療関係者ではなく、武裝警察だった。
2021年12月31日午前9時ごろ、東単地下鉄駅のC出入口で、立哨の任務(wù)にあたっていた兵士の郭亜凱さんは、階段をおりてきた若い男性が突然、苦しそうにお腹を抑えて、しゃがみ込んだのを目にし、すぐに駆け付けて狀況を確認した。そしてトランシーバーで上司に報告すると同時に、駅員と協(xié)力して男性を駅員の控室まで移動させた。
しかし男性の腹痛が悪化したため、蟲垂炎などの可能性も考慮し、病院に連れていく必要があると判斷。上司の宋艶凱さんは直ちに武裝警察3人を手配し、地下鉄の駅員と協(xié)力して、擔(dān)架で男性を駅員の控室から運び出し、救急車まで運んだ。救急車の中で、男性は、「軍服姿の兵士を目にして、もう大丈夫だと思った」と話したという。
醫(yī)師の診察の結(jié)果、男性は急性腎結(jié)石と診斷され、すぐに治療を受けたため、命に別狀はなかった。男性を運び終えた武裝警察たちは、すぐさまそれぞれの任務(wù)に戻っていったという。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年1月5日