新たな年を迎え、重慶に住む95後(1995-99年生まれ)の梅肖さんが自分だけでなく他の人も勵まそうと投稿している笑顔の動畫が、ネットユーザーの間で「癒される」と話題になっている。新華社が報じた。
梅肖さんがショート動畫プラットホームに投稿している笑顔のスクリーンショット
梅さんは昨年6月から、ショート動畫プラットホームに毎日動畫を投稿するようになった。髪型や服裝、背景などは異なるものの、どの動畫もカメラに向かって笑顔で「がんばれ、君が一番いけてる!」とポジティブなメッセージを発している。
調(diào)子のすぐれない日もあったというが、梅さんは毎日欠かさず、笑顔で動畫を投稿し続けた。
あるフォロワーは、「あなたの『がんばれ』を聞きながら、司法試験を受けた。私が一番大変だった時を一緒に過ごしてくれてありがとう」というコメントを寄せている。
重慶市石柱土家(トゥチャ)族自治県のごく普通の家庭に、1995年に生まれた梅さんは、中専(専門學校に相當)卒業(yè)後、工場やレストランで働いたり、露店を開いたりして生計を立て、家賃450元(1元は約18.1円)の家に住んでいた。そして、2016年、コメディアンになるという夢をかなえるために、浙江省杭州市の映畫村「橫店影視城」に居を移すと、エキストラから始め、チャンスをものにし、役者のアシスタントから、監(jiān)督のアシスタント、舞臺裏映像カメラマンなどを務(wù)めてきた。
映畫村で働く梅肖さん(寫真提供?取材対応者)。
2021年6月19日夜、梅さんは寢る前に、奮闘した5年間を振り返り、「自分の成長を、どうすれば直観的、かつ手軽に記録することができるだろう」と考え、ショート動畫を作成することを思いついたという。
「前に、『誰か僕を応援してくれませんか?』というトピックのコメント欄に、たくさんの勵ましのコメントが寄せられているのを見て、とても感動したことがある。時には1%の勵ましても、とても大きな力をもらえることがある。僕の動畫を見て、みんなも自分や他の人に『がんばれ、君が一番いけてる!』と言ってほしい」と梅さん。
梅さんはこれまでに、「がんばれ」の動畫を1000本以上作成してきた?!干瞍虼竽懁擞涘hしたい。今は毎日記録して保存する価値があり、撮影できるものは撮影したい。10年後になって、どんなに良いカメラや高い修正技術(shù)ができたとしても、今の様子を撮影することはできないから」というのが、梅さんの一番好きな言葉だと言い、動畫の紹介にもよく使っている。
梅さんは今後、お気に入りのカメラを手に、中國の有名な山や川などを訪れたり、若いうちに、自分のしたい事をいろいろやってみたいとしている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年1月6日