中國海洋石油集団有限公司(中國海油)が26日に発表した情報によると、中國海油塩城「グリーンエネルギー港」が1隻目の液化天然ガス(LNG)の受け取りに成功した。これは中國最大規(guī)模のLNG備蓄拠點が稼働開始したことを示している。中央テレビニュースが伝えた。
21萬立方メートルのLNGを積載したLNGタンカーが16日間?6000カイリの航行を経て、9月26日午後5時30分に中國海油塩城「グリーンエネルギー港」で荷降ろしを開始した。同船のLNGは中國で初めて正式に使用開始される22萬立方メートルLNGタンクに貯蔵される。同船は650萬世帯の1ヶ月分の生活用ガスを提供できる。
中國海油塩城「グリーンエネルギー港」
江蘇省塩城市浜海港工業(yè)パークに位置する中國海油塩城「グリーンエネルギー港」は、國家天然ガスの生産?供給?備蓄?販売體制建設及び相互接続重點計畫プロジェクトで、1期プロジェクトでは10基の大型LNGタンクを建設し、その総容量は250萬立方メートルにのぼり、中國最大規(guī)模のLNG備蓄拠點となる。
中國の天然ガス消費量の急増に伴い、LNG産業(yè)が急速に発展し、LNGターミナルなどのインフラ構築が加速している。中國は2021年末現在で沿海部LNGターミナルを22ヶ所完成させており、その全體的な受け入れ能力は9227萬トンで、建設規(guī)模で世界一になっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年9月27日