外交部の毛寧報道官は9日の定例記者會見で、中國とサウジアラビアとの間で初めてクロスボーダー人民元決済業(yè)務(wù)を完了したことについて、「人民元のクロスボーダー決済の運(yùn)用は中國とアラブ諸國の貿(mào)易往來を促進(jìn)する上で重要な役割を果たしており、これは中國とアラブ諸國の貿(mào)易投資円滑化の鮮明な縮図である」と示した。

第1回中國?アラブ諸國首脳會議の開催を先立ち、「世界のスーパー」と呼ばれる中國浙江省義烏市とサウジアラビアが初のクロスボーダー人民元決済業(yè)務(wù)を完了したと伝えられている。

これについて、毛報道官は「すばらしいニュースだ」と述べた上で、さらに「過去10年間、中國とアラブ諸國の経済貿(mào)易協(xié)力は絶えず新たな段階へと進(jìn)んでおり、中國は現(xiàn)在、アラブ諸國の最大の貿(mào)易相手國となっている。2021年、中國のアラブ諸國への直接投資額は230億ドルに達(dá)し、10年前の2.6倍となった。また、中國とアラブ諸國の貿(mào)易額も3303億ドルに達(dá)し、10年前より1.5倍増加した。今年第1～3四半期で中國とアラブ諸國の貿(mào)易額は3192.95億ドルに達(dá)し、前年同期比35.28%増加しており、2021年の全年を通した水準(zhǔn)に近づいた」と説明した。

中國國際放送局（CRI）より 2022年12月10日