中國(guó)航天科工集団有限公司に所屬する中國(guó)航天建設(shè)集団有限公司は今月2日の取材に対して、同社傘下の航天計(jì)畫設(shè)計(jì)集団有限公司（以下、「航天設(shè)計(jì)」）がこのほど、國(guó)家衛(wèi)星海洋応用センター海洋観測(cè)衛(wèi)星地上システム海外衛(wèi)星地上局建設(shè)プロジェクトを落札したことを明らかにした。同プロジェクトは南極の中山基地で実施される。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

「航天設(shè)計(jì)」のプロジェクトチームのあるスタッフは取材に対して、「南極プロジェクトの落札は、當(dāng)社にとって、チャンスであり、チャレンジでもある。中山基地は、中國(guó)の南極観測(cè)基地で、中國(guó)が南極內(nèi)陸部を観測(cè)するためのベースキャンプでもある。當(dāng)プロジェクトでは、12メートルのアンテナの基底部や動(dòng)力室のほか、アンテナと基地の本館を繋ぐ通路も建設(shè)する。アンテナや動(dòng)力室には、発電棟から電気が提供され、共用ケーブルブリッジに敷設(shè)されている電力ケーブルと通信ケーブルを通して、通信用ケーブルが送受信設(shè)備室まで接続され、電波の送受信の必要を満たすことになる」と説明した。

中國(guó)の南極?中山基地は、東南極プリッツ灣ラーズマン丘陵に位置し、20年以上かけ拡張工事が行われ、建築面積は5800平方メートルに達(dá)している。その位置は南緯69度22分24秒、東経76度22分40秒となっている。中山基地のあるラーズマン丘陵は、南極圏內(nèi)にあり、プリッツ灣の南東沿岸に位置し、南西にあるアメリー棚氷とプリンスチャールズ山脈からは數(shù)百キロ離れており、南極において海洋観測(cè)や大陸科學(xué)研究を展開するうえで、理想的なエリアとなっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年2月8日