中國は2021年4月27日に太原衛(wèi)星発射センターでキャリアロケット「長征6號」を使い、「斉魯1號」「斉魯4號」「仏山1號」というメイン衛(wèi)星3基を予定の軌道に投入した。今回のミッションではさらに、「中安國通1號」「天啓星座09星」「起源太空NEO-1」「泰景2號01星」「金紫荊1號」「霊鵲1號D02」の衛(wèi)星6基が打ち上げられた。これは長征シリーズ初の「ライドシェアロケット」打ち上げミッションだった。新華社
中國航天科技集団有限公司による2023-24年度キャリアロケット搭載及び「ライドシェアロケット」打ち上げチャンスがこのほど、全面的に発表された。関連打ち上げサービスは航天科技集団所屬の長城公司が請け負う。
2023-24年度キャリアロケット搭載及び「ライドシェアロケット」打ち上げチャンスには計9回のミッションが含まれる。打ち上げチャンスは2023年8月から24年の第3-4四半期で、打ち上げタイプには搭載と「ライドシェアロケット」の2種類が含まれる。
長城公司は2021年以降にキャリアロケット「長征6號」「長征8號」「長征2號D」を使い、3回の「ライドシェアロケット」打ち上げミッションに成功している。中國の國內(nèi)商業(yè)衛(wèi)星打ち上げに低コストで高信頼性のソリューションを提供するよう努力し、市場で急増する宇宙進出の需要を満たしている。
いわゆる「ライドシェアロケット」とは、1機のキャリアロケットが「ライドシェア(相乗り)」の形により複數(shù)の衛(wèi)星に打ち上げサービスを提供することを指す。ロケットはメイン衛(wèi)星のミッションを遂行する以外に、余った輸送能力をその他の打ち上げの需要を持つ小型衛(wèi)星に提供する。これには、打ち上げコストが低く、ミッションの適応性が高いといった特徴がある。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年4月11日