広西壯(チワン)族自治區(qū)林業(yè)局によると、今年3月中旬に展開された同自治區(qū)で最も高い樹木の科學実地調(diào)査において、科學研究者たちは崇左市広西弄崗國家級自然保護區(qū)で高さ72.4メートルの望天樹(Parashorea chinensis Wang Hsie)を発見した?,F(xiàn)時點で、同自治區(qū)だけでなく、中國のカルスト地形のエリアで発見された最も高い樹木となっている。新華網(wǎng)が報じた。
望天樹(畫像は取材対応者が提供)。
望天樹の生長サイクルに関する研究結果を基に、科學研究チームはこの望天樹の樹齢は約150年と推定。成熟段階にあると見られている。
「擎天樹」とも呼ばれる「望天樹」は、熱帯雨林を象徴する樹木で、中國では國家一級重點保護野生植物に指定されている。雲(yún)南省南部や南東部、広西壯族自治區(qū)南西部にしか生育していない。望天樹は中國で最も高さのある広葉樹で、成木の高さは50メートル以上になることが多い。
カルスト地形のエリアは生育環(huán)境が劣悪で、土壌が淺く、やせているため樹木の生長には適していない。また、森林破壊が原因で、土壌侵食が生じ、巖肌が露出し石漠化しているエリアも多い。今回、広西壯族自治區(qū)南西部で高さ70メートル以上の巨樹が発見されたことは、中國南方エリアの重要な生態(tài)學的障壁である同自治區(qū)には、優(yōu)れた自然の生態(tài)系が存在していることを示している。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年4月19日