20日、天津港集団は第7回世界知能大會で、獨自に研究開発?製造した世界初の水素電気ハイブリッド人工知能輸送ロボット(ART)を発表した。これは2021年にラインオフした電動人工知能輸送ロボットに続き、天津港が港灣自動運転分野で打ち出したもう一つの新製品となった。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
同ロボットの長さは15m、幅は2.9m、荷臺は地上から1.5m離れている。車両重量は23t、最大積載量は65t、最高速度は35km/h。186kWhのバッテリーを搭載し、同時に容量140リットルの水素タンクを5つ搭載。レーザーレーダー、カメラ、統(tǒng)合航法などのマルチセンサー融合を利用する上、5G?北斗衛(wèi)星測位技術の力を借りて、いかなるマーカーがなくても自動運転を実現(xiàn)できる。
同ロボットの設計はモジュール化、3次元化、軽量化の理念を貫き、従來の電動人工知能輸送ロボットの優(yōu)位性を引き継いだほか、水素燃料エンジンにより航続距離をさらに延ばした。運転時間は13時間に達し、従來のロボットより25%以上向上した。
同ロボットはラインオフ後、直ちに使用開始される?,F(xiàn)在稼働中の中國最大規(guī)模のスマート輸送ロボットチームと「シームレスにつながり」、天津港の「スマートゼロ炭素」埠頭の生産?運営に寄與する。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年5月22日