今、飲料品の競爭の場を眺めると、注文を受けてその場でヨーグルトを作るブームが起きている。ブルーグラス?ヨーグルト、茉酸奶など客単価がややもすれば40-50元(1元は約19.8円)もするヨーグルトブランドが、若い消費者の間で新たな流行になった。公開された資料によると、その場で作るヨーグルト製品は、一般的にヨーグルトを主原料に、果物、ナッツ類、シリアルなどをトッピングし、「見える原料」を組み合わせて、さまざまな味わいに仕上げたものだ。
パッケージも凝っていて、価格は1杯40元から50元ほどになる。ブランドの中には「うちはヨーグルト界のエルメス」と胸を張るところもある。ネットでは、こうした商品がソーシャルコマースプラットフォームの小紅書やショート動畫共有アプリ「抖音(TikTok)」に高い頻度で登場する。オフラインでは、企業(yè)が北京や上海などの賑やかな商業(yè)エリアで店舗開設(shè)のペースを加速し、あっという間に「ヨーグルトブーム」が巻き起こった。
5月24日、北京のショッピングセンターを數(shù)ヶ所取材すると、店內(nèi)の多くのいい場所を新規(guī)開店したその場でヨーグルトを作る店が占めていた。それぞれの店舗の前では若者が並んだり寫真を撮ったりしていて、特に若い女性が大半を占めた。
価格を見ると、ブルーグラス?ヨーグルト、茉酸奶、サルー(撒露歐州凍酸奶)が高めで、1杯30-50元くらい。K22酸奶草苺、ブルーベア(藍熊鮮奶)、去山野鮮果酸奶は1杯15-30元ほどだった。
業(yè)界関係者は、「今年はその場でヨーグルトを作るブーム元年になるだろう。この新しい競爭の場は誰の目にも明らかなくらいブームになっていて、関連企業(yè)の資金調(diào)達や店舗開設(shè)のニュースが次々に聞こえてくる」と話す。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年5月29日