宇津井健 |
中日國(guó)交正常化に伴い、日本のドラマやアニメが中國(guó)で放送されるようになった頃、山口百恵主演の日本ドラマ「赤い疑惑」(中國(guó)名:血疑)が、多くの中國(guó)の人々を感動(dòng)させた。中國(guó)の無(wú)數(shù)の人々がヒロイン幸子の病狀を気に掛ける一方、宇津井健演じるクールな外見(jiàn)に反する慈愛(ài)に満ちた「良き父親」のイメージが視聴者から高い人気を博した。中國(guó)人にとってなじみ深いこの父親?大島茂役を演じた日本のベテラン俳優(yōu)、宇津井健がこのほど病気のため亡くなった。享年83歳。人民網(wǎng)が伝えた。
日本のメディアが宇津井健死去のニュースを伝えた數(shù)時(shí)間後、宇津井健の家族は15日未明に初のコメントをメディアに発表した。それによると、宇津井健は14日午後6時(shí)5分に慢性呼吸不全のため亡くなり、最後は家族に見(jiàn)守られて息を引き取ったという。宇津井健は、1年ほど前から肺気腫を患い、數(shù)回手術(shù)を受けていたため、自身の健康狀態(tài)をよく理解していたが、亡くなる直前までいつもと変わらない前向きな様子を見(jiàn)せていたという。
宇津井健と山口百恵、三浦友和が共演したドラマ「赤い疑惑」(1975年)は、日中平和友好條約が締結(jié)された後、中國(guó)で放送されて一躍大ブームを引き起こし、當(dāng)時(shí)中國(guó)人の間で最も人気のドラマとなった。80年代に中國(guó)で放送された日本の映畫?ドラマの中で、中國(guó)の人々が最もかっこいいと評(píng)した2大中年俳優(yōu)が、映畫「君よ憤怒の河を渉れ」(中國(guó)名:追捕/1976)の高倉(cāng)健と宇津井健だった。
1984年に「赤い疑惑」が中國(guó)で放送されるやいなや、たちまち大人気となった宇津井健は、その後中國(guó)に招かれ、當(dāng)時(shí)の中國(guó)指導(dǎo)部と接見(jiàn)したり、中國(guó)中央テレビ局(CCTV)の番組に出演したりして大きな話題を呼んだ。當(dāng)時(shí)の中國(guó)側(cè)の歓迎ぶりや宇津井健の人気はめったに見(jiàn)られないほどのレベルだった。
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無(wú)斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386