第3の誤算は、ダライと會(huì)見すれば政治的「得點(diǎn)」になるとの幻想だ。米側(cè)は大統(tǒng)領(lǐng)とダライの會(huì)見をセットするのは米國內(nèi)の政治的圧力、民意の圧力のためだとしばしば弁解するが、こうした人を欺く小細(xì)工は全く通用しない。筆者は米國の國內(nèi)政治にコメントするつもりはない。米國の庶民が最も感心を寄せるのが経済、雇用、民生、教育など彼らと密接に関係する問題であり、大統(tǒng)領(lǐng)が外國の政治亡命者と會(huì)うかどうかではないことは、見識(shí)ある人には明らかだからだ。

　中國は米國にとって第2の貿(mào)易パートナーであり、両國は地域や世界の重要な問題において緊密な意思疎通と調(diào)整を保つ必要がある。中米関係がうまくいかなければ、必然的に米國の利益に悪影響を與える。オバマとダライとの會(huì)見は、米國の庶民の幸福には何の関係もなく、有害無益だ。米國の民衆(zhòng)もこれを評(píng)価しないと信じる。

　中米は共に大國であり、両國関係は戦略的関係だ。近視眼的につまらぬ計(jì)算をすれば、最終的に小さな利益と引き換えに大損をすることになる。中米は現(xiàn)在、相互尊重と協(xié)力?ウィンウィンに基づく新型の大國間関係の構(gòu)築に盡力している。これは空虛な概念ではなく、確かな行動(dòng)指針だ。新しいことを口にしながら、古い道を歩むというような言行不一致は全く通用しない。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年2月24日