だが、67歳の橫浜國立大學教授、村田氏の本職は「毛沢東専門家」であり、毛沢東と毛沢東思想を中心に中國共産黨史を研究している。
村田氏は「現(xiàn)在の日本人は中國、特に現(xiàn)代中國に対する理解が不十分だ。私が様々な研究をするのは、中國に対する認識をしっかりとさせるためであり、釣魚島問題はその1つだ」と語った。村田氏は釣魚島について、かねてより中國の領土との見解を堅持しているために、日本右翼勢力から「中國の代弁者」と呼ばれているが、「私は學者として真実と真理のみを尊重する」と泰然として表明した。
報告で村田氏は中國語を用い続けた。ゆっくりとした話し方だったが、やりとりには全く影響がなかった。村田氏の中國語は映畫で學んだものだ?!豪铍p雙』『烈火中永生』『英雄児女』といった、今の中國の若者は知らない映畫が、村田氏の中國語の先生だった。
『毛沢東伝』の日本語への翻訳者である村田氏は「私は毛沢東の打ち出した『実事求是』が最も好きだ?!簩g事求是』の精神は大変重要だ。研究者としても人としても『実事求是』を追求すべきだ」と語った。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年4月24日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386