國務院新聞弁公室が26日に発表した「2013年中國人権事業(yè)の進展」白書は、「中國は、環(huán)境保護重點都市や環(huán)境保護模範都市における微小粒子狀物質(zhì)（PM2.5）モニタリング地點の設置を推進しており、2013年には第1グループの74都市496カ所のモニタリング地點でPM2.5など6項目の汚染物質(zhì)測定データのリアルタイム発表を開始したほか、第2グループの116都市でPM2.5の汚染物質(zhì)モニタリング地點の建設を完成させ、測定データのリアルタイム発表をスタートさせた」と指摘した。新華網(wǎng)が伝えた。

　同白書は次のように指摘している。

　中國は急速な発展がもたらした環(huán)境や生態(tài)問題に対応すべく、エコ文明の建設を全力で推進し、健全な環(huán)境保護制度システムを構築し続けるとともに、環(huán)境対策や生態(tài)保護を強化し、國民が良好な環(huán)境で暮らす権利を保障してきた。政府は2013年の財政支出のうち、省エネ?環(huán)境保護対策に対し3383億元（約5兆5176億7300萬円）の予算を拠出した。これは、前年比14.2％の増加となった。また、中央政府は25億元（約407億7500萬円）を重金屬汚染対策に拠出し、第1弾として50億元（約815億5000萬円）を大気汚染防止プロジェクトの資金として北京、天津、河北省、山西省、山東省、內(nèi)蒙古（モンゴル）自治區(qū)など6地域の大気汚染対策の支援に、60億元（約978億6000萬円）を特別プロジェクトの資金として農(nóng)村環(huán)境の総合整備?管理に充てた。

　2013年9月、國務院は「大気汚染防止行動計畫」を公布し、汚染物質(zhì)の排出削減や、産業(yè)構造の最適化?アップグレードの推進、企業(yè)の技術改良の加速、エネルギー構造の調(diào)整、省エネ?環(huán)境保護基準の厳格化など、35項目の具體的措置を提起したほか、地域全體で汚染を共同で防衛(wèi)?抑制するメカニズムを構築し、大気の重度汚染に対して適切な対応策を取り、社會全體で大気の保護行動を推進、全力で大気汚染を防止し、煙霧の抑制を展開していくことを提起した。

　このほか、國家環(huán)境保護部（?。─?1省?區(qū)?市は「大気汚染防止目標責任書」を締結した。2013年、中國は「西部大開発」戦略の環(huán)境影響評価を完成させたほか、中部地域の発展戦略の環(huán)境影響評価をスタートさせ、重點抑制地域の火力発電、鉄鋼、石油化學、コンクリート、非鉄金屬、化學工業(yè)などの6業(yè)界や石炭焚きボイラプロジェクトに対し、大気汚染物質(zhì)の特別排出規(guī)制を実行した。（編集MZ）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年5月28日