中國(guó)伝統(tǒng)音楽録音資料（1997年登録）

中國(guó)蕓術(shù)研究院音楽研究所に保存される中國(guó)伝統(tǒng)音楽録音資料には、中國(guó)50以上の民族の伝統(tǒng)音楽と民間音楽の録音資料が収録され、長(zhǎng)さは7000時(shí)間に達(dá)している。著名な民間音楽家の阿炳(1893～1950)の創(chuàng)作曲なども収録されている。

清代內(nèi)閣秘蔵書(shū)籍――17世紀(jì)の中國(guó)における西洋の宣教師の活動(dòng)に関する文書(shū)（1999年登録）。

中國(guó)第一歴史公文書(shū)館に保存されるこの文獻(xiàn)は17世紀(jì)半ばに作成されたもので、合計(jì)24點(diǎn)に及び、西洋人宣教師の中國(guó)での活動(dòng)狀況を系統(tǒng)的かつ全面的に映し出したものとなっている。內(nèi)容の中心の一つは、「暦法の爭(zhēng)い」としても知られる「アダム?シャール事件」である。

トンパ古代文獻(xiàn)（2003年登録）

雲(yún)南省麗江市東巴（トンパ）文化研究所に保存される。『東巴経』は納西（ナシ）族のトンパ教司祭が用いる経典で、2萬(wàn)巻余りが伝えられている。麗江や昆明、北京、南京、臺(tái)灣のほか、米國(guó)やドイツ、スペインなど海外10數(shù)カ國(guó)でも収蔵されている?！簴|巴経』の內(nèi)容は、歴史や哲學(xué)、社會(huì)、宗教、言語(yǔ)文字、さらには音楽、美術(shù)、舞蹈など多岐の伝統(tǒng)學(xué)科にわたり、國(guó)內(nèi)外の學(xué)術(shù)界では「古代ナシ族の百科全書(shū)」とみなされている。一番の特徴は、トンパ文字で書(shū)かれていること。2000字余りを持つトンパ文字は長(zhǎng)い歴史を持ち、「唯一の生きる象形文字」とも呼ばれている。

清代科挙大金榜（2005年登録）

中國(guó)第一歴史公文書(shū)館に保存されているこの資料は中國(guó)封建時(shí)代の科挙制度のシンボルである。清代の言葉である「金榜」は、科挙の最終試験である殿試の合格者名簿を指す。中國(guó)の科挙制度は、隋煬帝治世の大業(yè)元年（605年）から清代の光緒31年（1905年）まで1300年にわたって行われた。清代の科挙試験は3年に1度行われ、吉慶のあった時(shí)には臨時(shí)の「恩科」が開(kāi)かれた。試験は「童試」「郷試」「會(huì)試」「殿試」の4級(jí)に分けられ、「殿試」が最高レベルだった?！竿嚒埂膏_試」「會(huì)試」の難関を突破した受験者は「貢士」と呼ばれ、「殿試」は皇帝自らが出題して行われた。この「殿試」の成績(jī)表が「金榜」である。黃紙に墨字のこの成績(jī)表は満族と漢族の二種類の文字で書(shū)かれ、皇帝の詔令として下達(dá)された。大小二種類があり、「皇帝之寶」の印が押された「大金榜」は長(zhǎng)さ15mから20m、幅0.8mから0.9mで壁に貼るのに使われた。「小金榜」には印は押されず、皇帝による閲覧や式典時(shí)の順位読み上げに使われた?！附鸢瘛工悉丹椁恕肝目啤工取肝淇啤工朔证欷皮い?。清代には、文科の「大金榜」は天安門近くの長(zhǎng)安橫街の長(zhǎng)安左門、武科の「大金榜」は長(zhǎng)安右門に張り出され、3日後に回収され、內(nèi)閣に保存された。清朝金榜は200點(diǎn)以上が現(xiàn)存し、康熙6年から光緒29年までの230年余りの殿試の成績(jī)表を見(jiàn)ることができる。