7月11日は、25回目の「世界人口デー」だ。國家衛(wèi)生計(jì)畫出産委員會は10日、定例記者會見を開き、中國の「単獨(dú)二孩」政策（夫婦の一方が一人っ子の場合、第2子の出産を認(rèn)める政策）の実施狀況について説明すると同時(shí)に、出産をめぐる新たな動きについて紹介した。人民日報(bào)海外版が報(bào)じた。

國家衛(wèi)生計(jì)畫出産委員會出産基層指導(dǎo)司の楊文荘司長は、記者會見において、次の通り話した。

西蔵（チベット）と新疆を除く國內(nèi)29?。ㄗ灾螀^(qū)?直轄市）では、法にもとづき、「単獨(dú)二孩」政策の実施をスタートさせた。全國で実施が最も早かったのは浙江省で今年1月17日に開始、最も遅かったのは河南省だった。全國には、同政策の対象となる夫婦が約1100萬組いるが、5月31日の時(shí)點(diǎn)で、2人目の出産希望申請を提出した夫婦は27萬1600組にとどまり、うち24萬1300組の申請が認(rèn)可された。このような狀況から見て、同政策の実施は順調(diào)に進(jìn)んでおり、ベビーブームが到來する兆しは、今のところほぼ皆無といえよう。

現(xiàn)在、北京などの大都市では、「ベッド1臺すら見つけにくい」と言われるほど産科用ベッド不足がますます深刻化しているが、このような現(xiàn)象と「単獨(dú)二孩」との間には、直接的な関係はない。同政策が実施されるずっと前から、大病院の産科用ベッド不足は問題となっていた。この背景には、妊婦の定期検診が大病院に「集中」していたという事情がある。また、第4次ベビーブームが到來し、1985年から1991年に生まれた人々が出産ラッシュ期に入ったことも関係している。

各?。ㄗ灾螀^(qū)?直轄市）は今後、2人目出産希望申請の審査許可制度に関し、スピードと質(zhì)を引き上げることを検討する必要がある。具體的には、以下の各項(xiàng)目について改善が求められる。

１ 申請手続の簡素化

申請必要書類をシンプルに簡略化し、申請準(zhǔn)備に要する時(shí)間を短縮する。

2 申請者が承諾した上での情報(bào)登録制

居住地の流動性が高い出産適齢夫婦のうち、本人情報(bào)の確認(rèn)作業(yè)や一人っ子であることの確認(rèn)作業(yè)が難しい特殊なケースでは、本人の承諾を得た上で、出産申請の根拠となる関連情報(bào)をあらかじめ登録しておき、審査認(rèn)可プロセスで応用する。

3 出産証明の電子化試行

オンラインによる証明書発行を推し進(jìn)める。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月11日