日本の日産自動車は北京モーターショーで排気量1200CCのコンパクトカー「R30」(ヴェヌーシア)を発表した?!钢袊箨懖郡蜷_拓したい、特に遠隔地を開拓したい」のだという。日本紙「日本経済新聞」の今月7日付の報道によると、R30は価格を5萬元(約82萬円)以下と戦略的に低く抑え、來場者の目を引いていたという。この価格は中國現(xiàn)地メーカーの同クラス車に比べて20%ほど低い。日産は中國専用ブランドのヴェヌーシアとしてこのR30をうち出す予定だ。日産の中國業(yè)務(wù)責任者や関潤?エグゼクティブディレクターによると、もともとR30はこれよりも低価格でうち出す予定だったとのことで、低価格車に力を入れようとする日産の姿勢がうかがえる。中國網(wǎng)が伝えた。
関エグゼクティブディレクターは以前、日産の「マーチ」や「サニー」などの車種で採用されたグローバル汎用プラットフォーム「Vプラットフォーム」のプロジェクトチームの主要メンバーだった。R30はこのプラットフォームを利用するとともに、開発作業(yè)や調(diào)達作業(yè)は市場ごとに現(xiàn)地の合弁企業(yè)が擔當することになっている。関エグゼクティブディレクターは、既存の技術(shù)を十二分に活用すると話す。実際、日産は減価償卻済みの設(shè)備を利用して、コスト圧縮に成功している。
人口1千人あたりの自動車保有臺數(shù)をみると、歐州は500臺から600臺だが、中國はまだ100臺に満たない。地方都市の購買力や買い換えニーズもあり、中國は新車販売臺數(shù)の年間増加率が5-10%を維持することが期待される。
だが販売価格が10萬元(約164萬円)前後になることが多い日本車は、中國の消費者にとってなかなか手が出ない存在だ。國內(nèi)総生産(GDP)の一人あたり平均は、北京市などの都市では9萬元(約148萬円)になるものの、大陸部の一部地域ではわずか3萬元(約49萬円)前後だ。日本の自動車メーカーによると、「(中國で)日本車を買うのは、まだ一部の富裕層に限られたこと」だという。
中國自動車市場では、比亜迪(BYD)や奇瑞汽車、長安汽車集団といった現(xiàn)地メーカーが5萬元(約82萬円)前後の車を売り出す。比亜迪の本社がある広東省の自動車専売店では、一番安い車は4萬元(約65萬5千円)だ。
こうした低価格車は日本車とそれほどサイズが変わらないが、価格は半分以下だ。自動車を購入する人の多くは初めて車を買う人たちで、比亜迪の販売員によると、「性能への要求がそれほど高くなく、とりあえず1臺保有したいという人たちが買いに來る」という。こうした低価格車は日本のコンパクトカーに似ており、主婦や學生などの移動ツールになりつつある。
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