中船重工第七一二研究所が7月21日に発表した情報(bào)によると、同研究所は100％獨(dú)自の知的財(cái)産権を持つ中國(guó)最大出力の超低溫余熱回収発電裝置の開発に成功した。その熱エネルギー利用率は、18％以上に達(dá)する。これは中國(guó)が200kW―1000kWの大出力超低溫余熱回収発電裝置の設(shè)計(jì)?製造能力を把握し、関連する重要技術(shù)を把握した世界でも稀な國(guó)の一つになったことを意味する。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。

中國(guó)は世界最大のエネルギー消費(fèi)國(guó)となっているが、エネルギー利用率は西側(cè)の先進(jìn)國(guó)と比べて大きな開きがある。特に200度以下の超低溫工業(yè)余熱の利用と開発は、空白の狀態(tài)であった。いかに効果的に高溫?zé)崴?、低溫?zé)煠胜缮bによって排出される熱エネルギーを回収し、エネルギーの全體的な利用効率を高めるかは、世界の省エネ?環(huán)境保護(hù)産業(yè)で注目を集めている課題の一つだ。

同研究所が開発した超低溫余熱回収発電裝置のメカニズムは、家庭用冷蔵庫(kù)を逆循環(huán)させたようなものだ。同裝置は沸點(diǎn)の低い有機(jī)物を媒介とし、生産の過(guò)程で排出される高溫?zé)崴?水蒸気、低溫?zé)煠胜嗓蔚推焚|(zhì)エネルギーを循環(huán)?転化させ、高溫?高圧の気體狀物質(zhì)に変える。蒸気タービンを使い発電をし、高品質(zhì)の電力を送電し続け、環(huán)境汚染を軽減する。同裝置はセメント、ガラス、陶磁器などのエネルギー消費(fèi)量が多い企業(yè)の余熱のリサイクルに幅広く活用できる。70度以上の熱水、100度以上の煙などの余熱を使った発電が可能で、熱電エネルギー交換効率と自動(dòng)化の程度が高く、敷地面積が狹く維持費(fèi)が割安といった特長(zhǎng)を持つ。

専門家は、「全國(guó)の工業(yè)の余熱を回収すれば、三峽ダム數(shù)個(gè)分の電力を毎年供給できる」と指摘した。

同研究所は現(xiàn)在、同裝置の4件の特許を出願(yuàn)し、4件のソフト著作権が登録された。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年7月22日