日本では少子高齢化が進(jìn)み、廃村の危機(jī)に面している地域もある。環(huán)球時(shí)報(bào)が報(bào)じた。
秋田県中部に位置する上小阿仁村の八木沢集落は、以前林業(yè)で栄えていたが、過疎化が進(jìn)み、全盛期に200人あまりいた村民は、現(xiàn)在16人のみで、全員が60歳以上の高齢者だ。中田吉穂村長(zhǎng)は、取材に対して、「歩ける村民はみんないなくなってしまった。古い家も、修理をする人がおらずボロボロになっている」と語った。一人暮らしをしているという82歳の老人も、筆者に親切に接してくれ、「子供はみんな他の場(chǎng)所に住んでいる。1年に1、2回帰って來るだけ。普段は、一人でいすに座り、窓の外を眺めて時(shí)間をつぶしている。時(shí)々テレビを見たり、田んぼを散歩したりもしている」と語った。附近の村落には、中學(xué)校があり、校舎や體育館、運(yùn)動(dòng)用具などが揃っていた。100人の生徒がいてもおかしくない規(guī)模だ。しかし、驚くべきことに、生徒は全校でわずか15人。うち12人は、「將來村を離れて都市で生活したい」と語った。
村の高齢者は年をとるばかりで、上小阿仁村は「廃村」の瀬戸際に追いやられているため、日本政府も対策を練っている。例えば、集落への定住促進(jìn)のため、地方公共団體が集落に定住を希望する人に対して空き家などの世話をする取組や、集落の巡回や狀況把握等を行う集落支援員の取組があり、2009年からは集落支援員に1人當(dāng)たり350萬円が支給されるようになった?;顒?dòng)期間は1年以上3年以內(nèi)となっている。中田村長(zhǎng)は、取材に対して「政府は元?dú)荬誓行?人を派遣して、村の高齢者の世話をしてくれている。例えば、買い物や冬の除雪など。體調(diào)を崩した際には、病院にも連れて行ってくれる。上小阿仁村の人口減少は避けられず、廃村を留める力は私たちにない。でも、少なくとも今すべきことはできる」と語った。
上小阿仁村には伝統(tǒng)蕓能「八木沢番楽」があり、日本國(guó)內(nèi)では有名だ。この文化遺産を伝承するために、同村の高齢者らは、附近の村の小中學(xué)生に、「八木沢番楽」を教え、練習(xí)をしたり、定期的に市民センターでイベントを開催して披露したりしなければならない。このような活動(dòng)が、同村に若い活力を注入し、高齢者に生きがいを與えるだけでなく、伝統(tǒng)蕓能の後継者を生み出し、同村が生き延びることにつながるだろう。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月5日
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