雲(yún)南省第10回障がい者運(yùn)動(dòng)會(huì)では1日午前、女子100メートル平泳ぎの決勝戦が行なわれた。スタートの合図と共に、第6コースのS6級(jí)の銭紅艶さんと女子SB5級(jí)100メートル平泳ぎに參加する他の2人の選手が水中に飛び込んだ。(注:SB5とS6は水泳競(jìng)技における障がいの等級(jí)。平泳ぎにはSB1~SB9の9クラスがあり、自由形、背泳、バタフライはS1~S10の10クラスに分かれている)雲(yún)南網(wǎng)が伝えた。
銭紅艶さんには「バスケットボールの少女」というあだ名もある。この呼び名は2000年10月のある自動(dòng)車事故に由來(lái)する。その事故で雲(yún)南省陸良県馬街鎮(zhèn)上荘村の4歳の女の子、銭紅艶さんが車の下敷きになり、骨盤(pán)から下を完全に切斷する障がいを負(fù)うことになった。祖父が古いバスケットボールを切り開(kāi)いて彼女の下半身にかぶせ、彼女が歩く時(shí)に両手で特製の木の補(bǔ)助器具を持って體を揺らしながら歩くことができるようにした。こうして彼女はバスケットボールの力を借りながら歩く生活を始め、皆は彼女を「バスケットボールの少女」と呼ぶようになった。
各界からの注目を集めていた銭紅艶さんは2007年、北京でリハビリ指導(dǎo)を受けた後で雲(yún)南省に戻り、「雲(yún)之南」青少年水泳クラブに選抜され、第1期の選手となった。銭紅艶さんは前回の雲(yún)南障がい者オリンピックで金メダル3枚を獲得し、2009年全國(guó)障がい者(18歳以下)水泳選手権では金メダル1枚、銀メダル2枚を獲得、2010年には浙江省紹興市で開(kāi)催された全國(guó)障がい者水泳選手権で金メダル3枚を獲得している。(編集YH)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年9月4日
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