稅関総省が伝えたところによると、河北省の石家荘稅関が今月22日から地域レベルの通関一體化モデルを採(cǎi)用することになり、これによって北京市、天津市、河北?。ň┙蚣剑┮粠·瓮ㄩv一體化改革が全面的にスタートすることになった。
京津冀通関一體化改革はまず7月1日に北京稅関と天津稅関で始まった。9月10日までに両稅関が処理した一體化システムに基づく申告書類は90萬(wàn)1400件に上り、一日あたり平均1萬(wàn)2500件となった。
京津冀通関一體化改革により、生産要素の自由な流動(dòng)が効果的に促進(jìn)されるとともに、京津冀地域の経済の波及作用?牽引作用が引き上げられ、加工貿(mào)易企業(yè)に便宜をもたらすことになった。天津稅関はこれまでに、加工貿(mào)易経営単位の所在地の商務(wù)部門が認(rèn)可発行した「加工貿(mào)易業(yè)務(wù)認(rèn)可証」に基づいて、北京?河北企業(yè)のために所在地外での加工貿(mào)易の手引24冊(cè)を作成し、契約金額は3億2200萬(wàn)ドル(1ドルは約109円)に上り、主に石油、高速鉄道、アパレルなどの産業(yè)が対象だった。
江蘇省の南京稅関によると、稅関総署は近く公告を出し、9月22日からまず長(zhǎng)江デルタ地域の3省1市(上海市、江蘇省、浙江省、安徽?。─味愰vで、長(zhǎng)江経済ベルト地域通関一體化改革を全面的に展開(kāi)することを明らかにする。テスト事業(yè)が安定的に運(yùn)営されるようになった後、徐々に改革を長(zhǎng)江経済ベルト全域の他の稅関に広げる計(jì)畫だという。
南京稅関の関連部門の責(zé)任者によると、改革が行われれば、代理申告企業(yè)が「1カ所で申告し、複數(shù)カ所で通関手続きをする」ことが認(rèn)められるようになる。たとえば南京市の代理申告企業(yè)の場(chǎng)合、市內(nèi)で申告を行い、3省1市內(nèi)のどの稅関でも通関手続きができるようになる。広東省広州市の代理申告企業(yè)が上海市に支社を設(shè)立して申告した場(chǎng)合も、3省1市內(nèi)のどの稅関でも通関手続きが行える。
同責(zé)任者は、「通関一體化政策では許可証に出入國(guó)地點(diǎn)が長(zhǎng)江経済ベルトのいずれかの出入國(guó)地點(diǎn)であると記された貨物に対し、長(zhǎng)江経済ベルト地域のどの稅関でも申告?受け取り手続きを行うことを認(rèn)める。許可証に記された出入國(guó)地點(diǎn)が南京稅関の管轄エリアであった場(chǎng)合、これまでのやり方では南京でしか通関手続きが行えなかったが、一體化改革の後は上海でも寧波(ニンポー)でも手続きが行えるようになり、許可証のデータも正常にチェックできる」と話す。
企業(yè)にとって今回の改革がもたらすものは通関手続き上の便宜にとどまらず、コストの引き下げにもつながる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年9月19日
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