中央財(cái)経大學(xué)中國(guó)銀行業(yè)研究センターの郭田勇センター長(zhǎng)は取材に対し、以下のように述べた。

「積極的な財(cái)政政策には、マクロ?ミクロの社會(huì)政策が含まれる。來(lái)年は、よりバランスのとれた包括的成長(zhǎng)を促進(jìn)し、マクロ面で中所得國(guó)の罠に陥るのを回避するために、これらの政策が強(qiáng)化されるだろう」

「金融政策は、全體的に穏健を保つという原則にのっとり、実體経済の革新力を経済成長(zhǎng)けん引の原動(dòng)力とする必要がある。通貨そのものの役割を一方的に強(qiáng)調(diào)してはならない。來(lái)年の金融政策は『適度な緩和と引き締め』を重視する、つまり、経済発展の実情に基づき、市場(chǎng)の狀況などに合わせて機(jī)動(dòng)的に決定を下すということだ。ある程度の下落?低下が見(jiàn)られた場(chǎng)合、新たな量的緩和措置を講じてはならないが、全く何もしないのも良くない。適度な調(diào)整が必要だ」

國(guó)家発展改革委員會(huì)マクロ経済研究院の馬暁河副院長(zhǎng)は、次のように指摘した。

「中央経済政策會(huì)議は來(lái)年の経済分野における5大任務(wù)を確定した。中でも最も注目すべきは『経済発展の空間的な配置を改善する』だ」

「中央政府は、『一ベルト、一ロード（シルクロード経済ベルト、21世紀(jì)海上シルクロード）』、『北京?天津?河北の共同発展』、『長(zhǎng)江経済ベルト』の3大戦略を重點(diǎn)的に実施すると表明し、來(lái)年に良いスタートを切ろうとしている。つまり、來(lái)年以降の経済成長(zhǎng)はおそらく、空間的な配置によってもたらされた新たな成長(zhǎng)の極によってけん引されるということだ」

「これら3大戦略と既存の地域発展全體戦略は、互いに矛盾するわけではない。例えば、長(zhǎng)江経済ベルトは中部?東部?西部をつなぎ、発達(dá)した地域が立ち遅れた地域の発展をけん引するというものだ。今年9月に國(guó)務(wù)院が発表した「黃金水道に依拠した長(zhǎng)江経済ベルト発展推進(jìn)に関する指導(dǎo)意見(jiàn)（ガイドライン）」では、鉄道?道路?航空?パイプラインの建設(shè)を統(tǒng)一的に計(jì)畫(huà)し、総合立體交通回廊を建設(shè)すること、および世界クラスの産業(yè)クラスターと都市群を建設(shè)することが提起された。ここからも、地域連動(dòng)の構(gòu)想が伺える」（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年12月29日