「Zinch中國」の投票が始まると、1990年代生まれの海外留學(xué)生は積極的にこれに応えた。Facebook CEOのマーク?ザッカーバーグ、百度CEOの李彥宏、マイクロソフト共同創(chuàng)始者のビル?ゲイツがそれぞれ21％、19.5％、15.5％の得票率でトップ3に輝いた。アジア最大の資産家となったばかりのアリババCEOの馬雲(yún)は4位、アップルCEOのティム?クックはたったの7位だった。

マーク?ザッカーバーグは30歳にもならないうちに、海外留學(xué)生によく利用されている世界最大のソーシャルネットワーキングサイト「Facebook」のトップとして世界的に有名となった。ザッカーバーグは2008年、インターネットで起業(yè)した世界最年少の億萬長者となり、留學(xué)生の崇拝を集めた。伝説的な起業(yè)経歴のほか、中國語を巧みに操ることでも知られ、清華大學(xué)の講演でも若い大學(xué)生らの喝采を得た。

インターネット起業(yè)のリーダーと言える百度創(chuàng)始者の李彥宏も、若い海外留學(xué)生の人気を集めた。米國での博士課程への進(jìn)學(xué)やウォール街の高給職を斷念して中國での起業(yè)に賭けた李彥宏は、「技術(shù)で國に報(bào)いる」というその志が多くの海外留學(xué)生の心を打った。百度はかつて海外大手のGoolgeの買収を持ちかけられたが、獨(dú)立発展を貫く李彥宏はこれを拒絶したという。時(shí)代に流されることなく、無闇な振る舞いをせず、決して動(dòng)揺しないその姿は、多くの若い留學(xué)生の憧れとなっている。

投票結(jié)果からは、若い海外留學(xué)生が崇拝対象を選ぶ基準(zhǔn)が金銭一辺倒ではないことがわかる。容貌や考え方の若さも、1990年代生まれの若者に認(rèn)められるための重要な指標(biāo)となっている。また若い留學(xué)生は獨(dú)立精神や貢獻(xiàn)精神も重視している。インターネット圏では、才能や個(gè)性を高く評(píng)価し、帰國して奮闘すことを目標(biāo)とする起業(yè)精神が共有されている。留學(xué)生らは憧れの人物を通じて、「生まれてきたからには世界を変えたい」という志を高め、アイデンティティを形成している。（編集MA）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月29日