スウェーデンの家具大手IKEA(イケア)が中國の店舗で新たなルールを客に求めている。店內(nèi)に展示してあるベッドやソファーで眠らないよう呼びかけるものだが、店員はルール徹底の難しさに直面している。
北京にあるイケア西紅門店では、靴を脫いでベッドに橫たわり、布団をかけて眠り込む客も少なくなく、中でも子どもがその多くを占めている。実際に「目が覚めたばかり」という女性は、「イケアのベッドは快適。日ごろから休憩に來ている。他の客の品選びに影響を與えるかもしれないが、大したことはないだろう」とコメント。また、あるカップルはソファーでぴったりと寄り添って眠っており、ソファを選んでいた客から「こっちが恥ずかしくて商品をしっかりと見たくてもできない」との不満が出ている。
このような現(xiàn)象に対し、店員らは「眠っているお年寄りや子どもに文句は言いづらい」、「眠っている客に移動してもらっても別の客が次々とやってくる。切りがない」と話しており、客が実際に商品の座り心地や寢心地を體験することは歓迎だが、本當に眠って長時間居座ってしまうと他の客に迷惑になり、公共の場でのマナーとしての問題もあると指摘している。
レコードチャイナ 2015年4月7日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386