10日は「母の日」。微博(ウェイボー)や微信(ウィーチャット）のモーメンツは、母親の畫(huà)像や感謝の言葉で埋め盡くされ、その言葉や動(dòng)畫(huà)が次々に転送された。それに対して、あるネットユーザーは、「子供が最も親孝行をする場(chǎng)所はモーメンツ」と皮肉っている。また、実際にプレゼントなどを母親に送り、感謝を伝えるという人も多い。しかし、取材では、多くの人が、「普段から一緒に時(shí)間を過(guò)ごしたり関心を示したりして、親孝行しなければならない。ネット上で感謝を述べるより、実際に実家に帰ってご飯を作ってあげたり、おしゃべりをしたりすることこそが最高のプレゼント」との見(jiàn)方を示した。北京晨報(bào)が報(bào)じた。

「ハッピー母の日」、「萬(wàn)能のお母さん。永遠(yuǎn)に愛(ài)してます」。10日は午前から、このような言葉が母親が若かったころの白黒畫(huà)像や親子で寫(xiě)る畫(huà)像と共に、微博や微信のモーメンツに次々に投稿された。あるネットユーザーは、「今日、ほとんどの知人の母親の顔を知った。おもしろい現(xiàn)象」と目を丸めている。その他、母親の愛(ài)を讃える言葉や動(dòng)畫(huà)も次々に投稿、転送された。

モーメンツで感謝を表すことに関しては、「知人に見(jiàn)せるだけの行為。ネット上で感謝を伝えるより、実際に一緒にいる時(shí)間を作るほうが親切」との聲も上がっている。北京に「上京」している多くの若者は取材に対して、「実家には帰れないので、電話したり、プレゼントを買(mǎi)ったり、お小遣いをあげたりして、感謝の気持ちを伝えるしかなかった」と語(yǔ)った。

仕事を始めて1年も経たないという趙さん(女性)は、「給料の半分を出して、母親にネックレスを買(mǎi)ってあげた。仕事を始めてから、初めて迎えた『母の日』。高かったけど、當(dāng)然のことをしたまで。母親は、同じようなお?dú)荬巳毪辘违庭氓欹工ⅳ盲郡堡?、もったいないと買(mǎi)わなかった。だから、『母の日』にそれを買(mǎi)って願(yuàn)いをかなえてあげた」と話す。

一方、普段は仕事が忙しいという盧さん(男性)は、「実家に帰った」といい、「仕事も付き合いも全部斷って、1日中実家にいた。そして、母親と食事をしたり、おしゃべりをしたりした。『母の日』というのはきっかけにすぎず、この日だけでなく、いつも母親と一緒にいる時(shí)間を作らなければならない。時(shí)間を作って母親に関心を示すことこそが最高のプレゼント」と語(yǔ)った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年5月11日