雲(yún)南科技奨勵弁公室が主催する「1メートル級真空式太陽望遠(yuǎn)鏡成果審査會」が、中國科學(xué)院雲(yún)南天文臺撫仙湖太陽観測?研究基地で開かれた。審査委員は、中國科學(xué)院院士の艾國祥氏、中國工程院院士の朱能鴻氏、雲(yún)南大學(xué)教授の張力氏ら天文學(xué)?関連技術(shù)の學(xué)者?専門家。審査委員會は現(xiàn)場試験と質(zhì)疑応答の結(jié)果、「同望遠(yuǎn)鏡は機(jī)能が完備され、その技術(shù)および科學(xué)指標(biāo)は設(shè)計(jì)上の條件を完全に満たしている。望遠(yuǎn)鏡は正常に稼働しており、プロジェクト全體が世界先進(jìn)水準(zhǔn)に達(dá)し、世界3大先進(jìn)太陽観測システムの一つになった。中でも、太陽の縁の高分解能観測は、世界トップレベルに達(dá)している」との見方で一致した。中國科學(xué)院が伝えた。
1メートル級真空式太陽望遠(yuǎn)鏡(NVST)は、中國の太陽物理?宇宙科學(xué)界が太陽の光學(xué)?近赤外線観測に用いる主力設(shè)備であり、バンド數(shù)0.3?2.5ナノメートルの高分解能畫像化?分光観測の実現(xiàn)を目標(biāo)とする。2009年6月に同望遠(yuǎn)鏡の定礎(chǔ)式が行われ、中國科學(xué)院院長の白春禮氏が出席した。同望遠(yuǎn)鏡は2010年9月より試験観測を開始し、2012年9月に正式に稼働を開始した。
同望遠(yuǎn)鏡は世界最大の真空式望遠(yuǎn)鏡で、約8つのタイムゾーン內(nèi)でサブ秒角級の高分解能観測ができる唯一の太陽望遠(yuǎn)鏡だ。多くの先進(jìn)的な観測設(shè)備を取り付けており、太陽のマルチバンド高分解能畫像化?多分散分光観測が可能だ。同望遠(yuǎn)鏡は、太陽表面の磁場に対する初歩的な二次元測量能力を持つ。試験観測以來、約500TBの太陽?太陽活動高分解能観測データを収集している。國內(nèi)外の太陽物理學(xué)者はこれらのデータを利用し研究を進(jìn)めており、「アストロフィジカルジャーナル」などの世界的に有名な天文學(xué)専門誌に多くの研究論文を掲載している。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月20日
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