5千ポイントの大臺を目の前にして、株式市場では売り主も買い主もあわただしい動きをみせている。27日には上海証券取引所も深セン証券取引所も記録を更新し、あわせて380銘柄がストップ高になった。上海総合指數(shù)は8営業(yè)日連続で終値が始値を上回り、5千ポイントの大臺はますます近づいている。「北京晨報」が伝えた。
27日に市場がスタートすると、一連のブルーチップ銘柄が軒並み上昇して、記録更新に一役買った。午前9時40分頃になると4900ポイントを割り込み、その後の相場は大きな振幅をみせ、売りと買いが激しく攻防する展開になった。
午後には鉄鋼、石炭、「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルト、21世紀(jì)海上シルクロード)関連銘柄、不動産といった権重銘柄(影響力の強(qiáng)い株)が相次いで上昇し、上海総合指數(shù)を急速に引き上げ、市場は勢いよく上昇した。最終的に上海総合指數(shù)は4941.71ポイントで引け、前日比30.82ポイント上昇し、上昇幅は0.63%だった。深セン成分指數(shù)1萬6963.52ポイントで終わり、同60.05ポイント上昇し、上昇幅は0.36%だった。創(chuàng)業(yè)ボードは3628.67ポイントで引け、同10.44ポイント上昇し、上昇幅は0.29%。
同日には380銘柄がストップ高となった。両市場を合わせた取引高は引き続き2兆元(約40兆円)を上回り、上海は1兆1162億6200萬元(約22兆3382億円)、深センは1兆364億4400萬元(約20兆7409億円)に達(dá)した。これでA株は今週は3営業(yè)日連続で取引高が2兆元を突破したことになる。
市場アナリストによると、上海市場は8営業(yè)日連続で終値が始値を上回った。上海では資金獲得の圧力が強(qiáng)く、これに中國核電を含む23の新株発行を來週に控えることが加わり、市場は8兆3千億元(約166兆990億円)の資金を凍結(jié)することになって、A株市場の株式新規(guī)公開(IPO)の記録を更新することが予想される。目下、空売りを仕掛けようとする資金が虎視眈々と狙っており、売り買い雙方が5千ポイント前後で激しい攻防を展開して、市場が短期的に大きく変動することは避けられない見込みだ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月28日
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