米國臨床腫瘍學(xué)會年次學(xué)術(shù)集會(ASCO2015)がこのほど閉幕した。世界保健機関(WHO)が取りまとめた「世界がん報告書2014」によると、2012年、世界のがん患者と死亡者數(shù)はいずれもやや増加、うち、新たにがんと診斷された患者の約半分はアジアの國民で、そのほとんどが中國人だった。中國は新規(guī)がん患者數(shù)で世界トップとなった。新京報が報じた。
「中國腫瘍登記年報2012」によると、中國では、過去30年間、肺がん死亡率が465%も上昇、肝臓がんを上回り、部位別のがん死亡率トップとなった。
〇世界のがん患者、10年後に約2千萬人に
報告書では、世界約180カ國における28種類のがんをめぐる全體的狀況と傾向に関する分析が行われた。世界のがん患者數(shù)は急増する傾向を呈すると予想され、2012年時點の1400萬人から、毎年少しずつ増加し、2025年に1900萬人に、2035年には2400萬人に達し、即ち20年で5割近く増える見込み。また、報告書によると、がんによる脅威は、世界中で猛烈なスピードで強まっており、平均8人に1人ががんで死ぬ時代となった。WHOがこのほど発表した研究報告書では、今後は、ガン患者が急速に増加する恐れがあり、「生活習(xí)慣を見直し、アルコール?糖分の摂取や喫煙を控えるように」と人々に警告を発している。
北京大學(xué)腫瘍病院の季加孚?院長は、「がんの発癥率は、世界的に年々少しずつ上昇している。特に、中國ではその傾向が顕著に見られ、地域によっては、がんによる死亡率が心臓血管疾患によるものを上回っており、がんは人類を脅かす最大の脅威となった」とコメントした。
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