米NBCによると、米カリフォルニア大學(xué)アーバイン校と豪フリンダース大學(xué)の研究者が、ゆで卵を生卵に戻す実験に成功した。重慶晩報(bào)が伝えた。

◆數(shù)分間で元通りに

鶏卵の白味は茹でると白くなる。白味はタンパク質(zhì)を豊富に含むが、そのタンパク質(zhì)は加熱により活性を失い、より緊密かつ複雑な構(gòu)造を形成する。ゆえに白味は透明な粘液狀の物質(zhì)から、白く弾力性のある固體になる。

同プロジェクトの研究者は、タンパク質(zhì)の塊をバラバラにし、元の構(gòu)造を取り戻す方法を発見(jiàn)した。まず化學(xué)物質(zhì)をゆで卵のタンパク質(zhì)に加え、さらにマイクロ流體薄膜を使い密接に絡(luò)み合って出來(lái)た塊をほぐすことで、元の液狀に戻すことが出來(lái)る。

◆実用化まであと一歩

同大分子生物學(xué)部のグレゴリー?ワイス教授は、「この研究により多くの経費(fèi)が削減されるが、それよりも重要なのは時(shí)間を節(jié)約できることだ。時(shí)は金なり、だ」と述べた。ワイス教授は同技術(shù)のがん治療への活用に期待している。

がん治療において、実験室で作った抗體をがん細(xì)胞のタンパク質(zhì)に付著させる技術(shù)が必要となる。こうすることで、免疫システムがこれらのがん細(xì)胞を攻撃できるようになる。実験室でこの抗體を作るのは時(shí)間がかかり、費(fèi)用も高額だ。ワイス教授は、「同技術(shù)により、抗體を作る時(shí)間を短縮し、費(fèi)用を大幅に削減できる」と述べた。

同校は同技術(shù)の特許出願(yuàn)中で、短期間內(nèi)に実用化を?qū)g現(xiàn)する予定だ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年1月29日