第3に、日本はあの手この手を使って歴史を踏みにじるよりも、誠実に歴史に向き合い、反省する方がいい。日本が民族の誇りを高め、「普通の國」になり、國際社會(huì)の尊敬される一員になろうと望むこと自體は、強(qiáng)く非難すべきものではない。だがそれを?qū)g現(xiàn)する方法と道筋を誤っている。歴史の事実と張り合い、歴史と向き合おうとせず、侵略を省察しようとしない。歴史の潮流と張り合い、災(zāi)いを隣國に押しつけようとし、歴史の和解を?qū)g現(xiàn)しようとしない。このような日本は、選択すべき道に対して見て見ぬふりをし、中日友好協(xié)力の大局を顧みない。これでは中日関係に障害をもたらし、地域統(tǒng)合のプロセスを損ない、結(jié)局は日本の利益も損なうだけだ。

　「歴史に目を閉ざす者は現(xiàn)在にも盲目となり、殘虐行為を省みない者は、將來同じ過ちを繰り返す恐れがある」。ドイツのヴァイツゼッカー元大統(tǒng)領(lǐng)が1985年5月8日、第2次大戦終結(jié)40周年のにあたり述べたこの言葉は大いに啓蒙的だ。このような心構(gòu)えと歴史観は尊敬に値する。ドイツという鏡を前に、歴史と現(xiàn)実に対する日本の全ての詭弁は明らかに説得力を欠く。國際社會(huì)が第2次大戦勝利70周年を記念する重要な節(jié)目にあたり、引き続きトラブルメーカーとなるのではなく、どうすればアジア近隣諸國と國際社會(huì)の信頼を得て、未來志向の扉を開くことができるのかを日本は慎重に考えるべきだ。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月10日