某メディアはこのほど、東京は今や「中國人不動産オーナー」にとって、新たなターゲットになっていると報じた。ある中國人富豪は、巨額を投じ、最近10年間の最高価格を記録した住宅2軒を東京で購入、その拠出額は7千萬元(約13億7千萬円)を上回った。中國人富裕層や投資家が海外で不動産を買い求める現(xiàn)象は、ここ數(shù)年のブームとなっている。広州日報が報じた。
〇中國人不動産オーナーの間で人気が集まる日本の住宅
今年8月、ある中國人富豪が、東京赤坂にある隣接した新築住宅2軒を、総額13億7千萬円で購入した。物件2軒の価格はそれぞれ、約6億9千萬円と6億8千萬円。中國人富豪が支払った13億円という數(shù)字は、日本の新築住宅価格としては11年ぶりの最高額となり、東京の新築住宅の2004年來の最高価格となった。実のところ、これは、観光客が今年の春節(jié)(中國の舊正月)に日本を訪れて繰り広げた「爆買い」現(xiàn)象の続きといえるだろう。
ほとんどのアジア國家と違い、日本の不動産オーナーは、物件を購入すると同時に、土地の所有権も取得できる。多くの「中國人不動産オーナー」から見ると、東京の不動産価値上昇の期待値はかなり大きい。訪日ビザの発給條件が緩和されたことで、日本を訪れる中國人観光客數(shù)は増加し、日本の不動産に対する彼らの興味は高まり続けている。このような狀況から、「中國人不動産オーナー」が大挙して日本に押しかけ、日本の不動産を次々と購入する現(xiàn)象が今後も続くと予想される。
1990年代初め以降、日本の住宅価格は下落の一途を辿り、不動産は売れず、多くの日本人が窮地に陥った。今年に入り、一部の裕福な「中國人不動産オーナー」は、巨額を投じて日本のマンションや一戸建て住宅を購入する現(xiàn)象が起こっており、もともとの収益モデルが覆される可能性が高くなった。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386