また、秋山さんは同書で、名門校出身の高學(xué)歴の見習(xí)いほど、一流の職人になるのに時(shí)間がかかるとしている。その理由は、そのような見習(xí)いほど「自分が一番」と考え、人を見下しがちになるからだ。

秋山さんは50年前に、家具職人の世界に入り、初めの3年は基本練習(xí)しかできず、何年もかけて超一流の職人になった。「自分の能力を最大限発揮するためには、基本は必須。一番大切なのは、若い時(shí)に、精神的にも身體的にもしっかりとして基礎(chǔ)を築き、いつでも偏ることがないようにすること」と秋山さん。

秋山さんは若者に、「基本を繰り返し練習(xí)し、初心を忘れなければ必ず進(jìn)歩する。若いときに汗水を流して學(xué)んだものは、一生の財(cái)産になる」と教え込んでいる。

「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月20日