▽目新しさを買う――個性的な商品に人気殺到
中國の消費財市場は供給が十分だが、個性的なニーズを満たすという面では、多くの細(xì)分化された産業(yè)が先進(jìn)國に大きく遅れている。
瀋陽のある留學(xué)仲介サービス企業(yè)で働く劉慧さんは日本を何度か旅行で訪れているが、出國前には友人が詳細(xì)な買い物リストを送りつけてくるという。その內(nèi)容は、目薬、軟膏、サプリメント、シャンプー?リンス、ヘアカラーなど様々だ。
「日本の商品は種類が本當(dāng)に多い」と劉さんは語る。ドラッグストアのマツモトキヨシはほとんどが2階建てで、1階はスキンケア用品や薬品、入り口付近の商品は売れ筋商品だ。2階は健康食品やコスメ、美容器具などが置いてあり、本當(dāng)に數(shù)えきれない。
劉さんは「ここ數(shù)年、4~5回東京を訪れているが、ドラッグストアに行くたびに新しい発見がある。軟膏一つをとっても、腰痛、足の痛み、肩こり、ひざの痛みに効く異なる商品があり、特徴がはっきりしている。ここまで高い革新力と細(xì)分化された市場、豊富な商品は中國では見ることができない」と語る。
日本旅行業(yè)協(xié)會の統(tǒng)計によると、昨年の10月1日からのメーデー休暇には約40萬人の中國大陸部の観光客が日本を訪れ、消費額は1000億円に達(dá)した。中でも、日用品の消費が明らかに増加した。
中國の消費財市場を國外と比べてみると、攜帯電話や家電などの差は縮まったが、製品の革新力や更新のペースを見ると、化粧品、家庭用品、醫(yī)療?ケアなど多くの細(xì)分化市場において、その供給能力は先進(jìn)國にまだ後れを取っている。
調(diào)査によると、中國は米國と日本に続く世界第3の化粧品市場だ。中國には正式に登録された化粧品メーカーが3千社以上あり、ブランドは1萬以上ある。ところが、グローバルブランドが80%のシェアを占めており、中國の化粧品メーカーはミドル?ローエンドに位置している。海外で化粧品を購入すれば価格や商品の種類などで強(qiáng)みがあるため、中國人観光客の海外ショッピングの重點となりがちだ。
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