上海市は1兆元クラスの消費都市になった。上海市商務活動會議がこのほど明らかにしたところによると、2015年に上海市の社會消費財小売総額は1兆56億元（約17兆5835億円）に達して前年比8.1％増加し、経済成長に対する消費の貢獻度は最終的に60％になったという。

現(xiàn)在、上海はスマート商業(yè)圏、コミュニティにおける的確な営業(yè)販売、サービス消費などをモデル転換のエネルギーとした新たな消費の局面を基本的に構(gòu)築し、消費の牽引役割がより顕在化している。商業(yè)圏のネットワーク化、データ化、透明化の水準が持続的に向上し、南京西路や淮海中路などの中心商業(yè)圏での売上高が大幅に回復して、數(shù)年にわたるマイナス成長から抜け出すことができ、15年の小売総額の増加率は前年を2.8ポイント上回った。コミュニティビジネスが精密化、集約化、プラットフォーム化の方向へ発展を続けており、今やコミュニティビジネスの小売規(guī)模は市全體の50％以上を占めている。大手通販企業(yè)が相次いでコミュニティに進出してサービスセンターを開設し、実店舗と提攜して「ネットで予約、店舗で受け取り」や「ネットで予約、店舗が配送」といったサービスをうち出した。また「インターネットプラス」やO2O（オンラインツーオフライン）といった新しいモデルが勢いよく発展しており、15年のオンラインでのサービス類取引額は1889億元（約3兆3026億円）に達して、同51.2％増加した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年2月18日