米國がミサイル防衛(wèi)(MD)システム「THAAD」を韓國に配備する可能性があるとの情報が連日中國やロシアの重大な懸念を招いている。日本メディアの最新報道によると、日本防衛(wèi)省も「THAAD」システムを導入して自國の現有のMDシステムと共に三段階のMDシステムを構築し、朝鮮の「ミサイルの脅威」に対処することを検討している。新華社が伝えた。
時事通信の報道によると、朝鮮が今月7日に「長距離ロケット」を発射した後、日本はMDシステムの整備を加速し、イージス艦の増加および搭載する迎撃ミサイルを新型にすることを計畫している。
また、日本防衛(wèi)省は米國のMDシステム「THAAD」の導入も検討しており、技術性能と運用コストの研究に著手している?!窽HAAD」の正式名稱は「終末高高度防衛(wèi)ミサイル」。大気圏內外で短距離ミサイル、中距離ミサイルを迎撃でき、米國のMDシステムを構成する重要な一部だ。
軍事的観點から言うと、日本が「THAAD」導入を検討するのは、主として現有の二段階MDシステムの隙間を埋め、より整った三段階MDシステムを構築するためだ。
日本の現有の二段階MDシステムでは、第一段階で海上のイージス艦から迎撃ミサイル「SM3」を発射する。迎撃高度は100キロ以上。第二段階は大気圏內低層での迎撃で、陸上配備型迎撃ミサイル「PAC3」で、迎撃高度は20キロ以下だ。
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