ネットユーザーによる自発的な書き込みの口コミ効果はますます映畫の興行収入を左右する重要な要素となってきている。昨年の映畫「西遊記之大聖帰來」の封切りでは、公開初日の興行収入はわずか2000萬元余り(約3億4千萬円)だったが、ネット上での自発的な書き込みの口コミ効果が功を奏し、最終的にその興行収入は10億元(約172億4千萬円)近くとなった。先週金曜日にディズニー映畫の最新作である「ズートピア」が封切られると、再度その効果が発揮された。この映畫が中國國內で封切られて3日間、その興行収入と口コミは次第にアップし、7日は1日間の興行収入だけで7200萬元(約12億4千萬円)に達している。また中國のSNS「豆瓣網(wǎng)」ではこの映畫の評価が9.2ポイントとなっている。なお、「西遊記之大聖帰來」の「豆瓣網(wǎng)」における評価は8.4ポイントだった。北京晩報が伝えた。
「ズートピア」はウォルト?ディズニー?アニメーションの第55作品目にあたる長編アニメーションで、ウサギのジュディ?ホップと狐のニック?ワイルドという性格も異なる天敵の2人がひょんなことからパートナーとなり、手を取り合って冒険を潛り抜け、事件解決を目指すというストーリーだ。
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