多くの中國人が外國に行き、「外國製漢方薬」つまり外國の製薬會社が中國から輸入した漢方薬を用い製造した「漢方製剤」を買い占める事態(tài)が生じている。全國人民代表大會（全人代）代表で吉林敖東薬業(yè)集団株式有限公司の李秀林董事長は「理解に苦しむ」と言い切り、深く反省する必要があるとした。新華社が伝えた。

7日に受けた取材に李董事長は「國外の西洋醫(yī)薬は中國よりは優(yōu)れているかもしれないが、どうして國外の漢方薬を買う必要があるのだろうか？」とかぶりを振りながら答えた。

また「中國の製薬會社は6～7千社もあるのに、國內ニーズを満足させることができず、中國人観光客が日本まで行って目薬や風邪薬を買っている。これは深く反省する必要がある」と語った。

李董事長は「供給側改革は生産能力が過剰な企業(yè)にのみ適用されるのではなく、一般の製造業(yè)にも適用される。製薬會社を例に挙げれば、『職人の精神』を備える必要があり、醫(yī)薬、特に中國醫(yī)薬を極め、供給側のミドル?ハイエンド市場のシェアを占め、中國の一般市民のますます高まるハイエンドなニーズを満足させるべきだ」と指摘した。

また李董事長率いる吉林敖東薬業(yè)集団は現(xiàn)代技術を用いて中國醫(yī)薬の発展を促し、中國醫(yī)薬を世界に展開しようとしている。李董事長は「國の政策面はすでに十分に明確になっている。今、行動を起こすべきは企業(yè)だ」と語った。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月8日